1999年には写真集売り上げナンバーワンに輝いた、Eカップグラドルの川村ひかる(38)。彼女はいま「妊活マイスター」資格取得講座の講師をしている。

「自分の経験を生かして、食生活を中心とした妊活のノウハウを教えています。講義に使うレジュメには、私が受けた実際の検査結果の数値を載せています。

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 34歳のころの数値と、外食をやめて体質改善に努めているいまの数値を比べると、ホルモンバランスに食事がいかに大切か、一目瞭然です」  

 若いころは食生活が乱れていた。

「当時は、友達もいなかった。『グラビア界にいる人は、みんなライバル』という時代。ストレス解消はお酒を飲むことで、仕事終わりでスタッフさんと飲みに行ってはワインを2本空けたりしていました」

 30代で若年性更年期障害となり、検査で妊娠しにくい体質と告げられた。そこで、食生活改善による妊活に川村は励んだ。脳動脈瘤に見舞われる悲劇もあったが、2016年に結婚、その年の秋には待望の長男を出産した。

「夫とは、挙式や新婚旅行より妊活、と言っていました。子供のことばかり考えていて、妊娠がわかってから、まだ入籍していなかったことに気づいたほど(笑)」  

 その喜びが、妊活マイスター講師の原点だ。

(週刊FLASH 2018年8月21・28日合併号)