写真は、ガーナ戦に臨んだ原口元気。前半45分間だけプレーをした。

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30日、日本代表はガーナ戦に0-2と敗戦を喫した。西野朗監督は3-4-3を採用して勝利を目指したが、ワールドカップ壮行試合を勝利で飾ることができなかった。

原口元気は右ウイングバックとして先発し、前半45分間だけプレーした。試合開始早々、原口のサイドを攻め込まれピンチを招いたが、その後は守備だけに留まらず攻撃のスイッチを入れるなど奮闘。しかし得点には結びつかなかった。

前半45分間だけプレーした、原口元気(撮影:岸本勉/PICSPORT)


「最初1本やられて。もちろん初めてのポジションだったのですが、『こういうものか』というのをつかむことができて、逆に最初にやられてよかったと思います。そこからは、相手のサイドハーフに僕がマークに行けるタイミングをチームが作ってくれて、その守備がはまり始めました」

「守備がはまれば攻撃ではいいものが出せるというのは分かっていたので、何度かランニングしていたらボールが出てきましたし、いい形として使ってもらえたと思います」

「ウイングバックは(ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督のときの)サイドハーフで攻めながらボールを受けるよりも楽なので。前向きでボールを受けられますから。そうしたら視野が全然違うので」

「負けたのですが、手応えを、良さが出ると思いました。だって着きにくいもん。オレが相手のサイドハーフだったら(ウイングバックの自分をマークするのは)いやだもん」

ただし、攻撃で課題があったのも事実だろう。ロビングのクロスを上げてGKにキャッチされたり、DFにはね返される場面が続いた。はたしてクロスを上げる攻撃は、日本よりも体格的に勝る国に対して効果的なのだろうか。

「もう一工夫が必要だと終わった後に話をしています。サイドまでは攻撃で行っていますし、今までより行くか行かないかという判断はチームとしてよくなっているので、失う回数は前よりも減っているので、そこは大きな進歩だと思います」

「あとはファイナルサードに入ったときに、もう一工夫なのか、もちろんクオリティも、両方が大事だと思いますが、それはこれからやっていく部分で、全然悲観していません」

「自分の調子は悪くないけど、まだ上がると思いますし……楽しみです」

負けはしたものの手応えはあったようだ。原口は力強い足取りで報道陣の前から去って行った。

【日本蹴球合同会社/森雅史】