“大量廃棄時代”に備えよ!思考停止の太陽光パネルリサイクル
シリコン系の場合は廃棄パネルのアルミ枠を解体、バックシートも除去した後に、炉で封止材のエチレンビニルアセテート樹脂を熱処理してガラスやセル、銅線を回収する。リサイクル率は95%で、他の手法だとガラスなどを破壊しないといけないという。
まず設置する炉は試験的な設備で、最大年6万枚程度の処理能力を持つ。同じく新規事業の炭素繊維リサイクルと共用してコストを抑える。ただ、将来は同12万枚を処理できる本格的な炉の導入を検討する。
同社は事業許可を得る19年からリサイクル事業を計画する。先行して、18年は廃棄パネルの再利用事業を始める。引き取った製品に洗浄などの処理をして中古業者へ販売する。
太陽光発電パネルの廃棄量は30年前後から急増し、40年頃には年約80万トンの排出が見込まれている。将来大きな社会問題となる可能性がある。
