恥ずかしくて聞けない?スマホ初心者がホントは聞きたい質問と回答
そのせいか初心者に限らず、スマホに対する素朴な疑問があっても、それを人に聞くことができずにそのままにしているケースも結構あるようだ。
そもそもスマホは、ここ数年で登場してきた新しい機器だ。このスマホについて詳しくなかったとしても、決して恥ずかしいことではない。だからといって、使っているスマホについて、知らないままにしておくことには問題もある。
知らないとスマホの機種変更時などで、選択を間違えたり、損をしたりするケースもあるからだ。
そこで、人に聞かなくても、聞きにくい素朴な疑問に対する回答をいくつか用意してみた。
●RAM(ラム)とROM(ロム)ってなにがちがうの?
RAMもROMも、メモリ(半導体チップ)と呼ばれるものだ。
RAMは、アプリなどを動かすために使われるメモリで、機種によって搭載されている量は512kバイトから2Gバイトまである。この数値が大きいと、同時に使えるアプリが多くなったり、HD動画など高画質な映像を快適に楽しめたりする。
ROMは、アプリや写真・動画、文書などのデータを保存(保管)するメモリ。
搭載されている量は、機種により8Gバイトから128Gバイトまである。
この量が大きいほど、たくさんのアプリや写真・動画などのデータをスマホに保存しておくことができる。
●スマホ画面の大きさを表すインチ表示ってどういう意味なの?
スマホの画面サイズは、対角線の長さをインチ表示で表している。実は、これはテレビなどの画面を表す表示方法と同じだ。画面サイズの基準を統一することで、大きさの比較ができるようにしているのだ。
ちなみに、5インチスマホといえば、右上と左下までの対角線が5インチであるということになる。これに対して、画面や本体の縦横サイズは、cm(センチメートル)やmm(ミリメートル)で表示されることが多い。
●MVNOってなに?
MVNOは、格安SIMカード(通信プラン)を提供する通信事業者のこと。
一般に知られているNTTドコモやau、ソフトバンクモバイルは、移動体通信事業者=MNO(Mobile Network Operator)と呼ばれ、自社でモバイル通信網を所有している。
一方、仮想移動体通信事業者=MVNO(Mobile Virtual Network Operator)は、自社でモバイル通信網をもっておらず、NTTドコモなどのMNOから通信網を借りて通信サービスを提供しているのだ。
MVNOでは、ドコモなどとは異なる低価格や利用量を最適化したプランなどを用意することで、競合しない格安な通信サービスを展開しているのだ。
●SIMフリースマホは、どこのSIMカードも使えるの?
SIMフリースマホとは、特定のキャリアでしか通信ができないようにするSIMロックをはずしたスマホのこと。
利用するキャリアの制限がなくなるので、スマホが対応している通信規格であれば、原則として利用できる。しかし、スマホ自体が対応していない通信規格のSIMの場合は、利用することはできない。
たとえば、ドコモ系MVNOが提供するSIMカードは、原則としてドコモのスマホとドコモの通信に対応したSIMフリースマホで利用できるが、auから販売されたスマホでは、通信規格が異なるので利用はできない。
●なんで海外スマホは国内でつかっちゃいけないの?
日本国内で通信を利用するには、日本の電波法を守って利用する必要がある。
日本で使えるスマホは、総務省が許可をした機器である証明書「技適マーク」が付与されている。この「技適マーク」がついてない機器は、一部の例外を除き、国内での利用は違法行為となるのだ。
一般に、海外で販売されているスマホには、この「技適マーク」を取得していない機種が多い。したがって海外で購入したり、輸入したりしたスマホで、国内キャリアの通信を使うことは違法行為となる場合がある。
●クラウドってなに?
クラウドとは、クラウドコンピューティングを略した言葉。
スマホでのクラウドというと、インターネット上のサービスやデータ保存で使われるサービスの意味として使われることが多い。
本体に保存できるデータ容量に限りがあるスマホでは、インターネット上に写真やデータ、アプリを保存したり、読み込んだりすることで、パソコンなどと変わらない機能を快適に利用できるようになる。
もっとも多く使われているクラウドのサービスとしては、インターネット上で写真などのデータを保存できるクラウドストレージや、メールをインターネット上に保存するGメールなどのWebメールがある。
●なんでスマホは携帯電話より大きいの?
スマホは、パソコンなどと同じ基本システム(OS)を搭載した通信機器である。
パソコンなどと同じようにインターネットやアプリを利用して、さまざまなことができる。このため、インターネットのページやパソコンの書類など、大量の情報を表示するために、従来の携帯電話より大きな画面が採用されている。
さらに最近では、高画質な動画や電子書籍も利用する人が増えたこともあり、細かい文字やディテール表現の精密さも求められている。高解像度化とあわせて、画面サイズは、ますます大きくなっている。また、スマホの大型は、搭載できるバッテリー容量を増やせるため、電池の持ちが長くなるというメリットもある。
●iPhoneとAndroidはどっちがいいの?
現在では、性能や操作性など、どちらが良い(優れている)とは言いきれない。
機種の種類が少なく、操作が統一されていることからiPhoneは使いやすいとされている。またiPhoneは機種数が少ないため、共有できるアクセサリー類が豊富に提供されている。
一方、機種が多く、機種ごとに機能が異なることから、自分にあったスマホが選べるとされているのがAndroidだ。カスタマイズしやすいAndroidは、おサイフや防水、ワンセグなど、iPhoneにないハード機能やサービスが搭載され利用できる。
現時点では、基本機能で大きな差はなく、どちらを選ぶかは、個人の自由といってよいだろう。
●スマホは使っているとなぜ遅くなるの?
スマホは、利用すればするほど、インターネットの履歴や、アプリでの利用した履歴データがたまっていく。これらは、キャッシュメモリとも呼ばれ、繰り返し利用する際に、同一のデータを先読みして早く表示する働きをしている。
しかし、古いデータがたまりすぎると、逆に動作が緩慢なになったり、途中で止まったりすることが起こることがある。
対策としては、設定でアプリのデータを削除したり、アプリを利用してたまったキャッシュメモリをクリアしたりすることで動作速度を元に戻すことができる。
甲斐寿憲

