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リュックひとつだけで世界を放浪するバックパッカーたち。欧米人は長期休暇をとりやすいため、1〜2か月かけて世界を旅するという人は多いのですが、日本人はまとまった休みがとりにくいため、欧米と比べるとその人数は少ないかもしれません。

・バックパックの旅をする日本人
それでも、まとまった時間をとってバックパックの旅をする日本人はいます。日本を離れて合計3年間ほどバックパッカーの旅をしていたH氏に話を聞き、「バックパッカーが日本から持っていくと便利な必須アイテム10選」を教えてもらいました。

・バックパッカーが持っていくと便利な必須アイテム10選
1. iPhone&iPad
放浪の旅をしている間くらいは、ITから離れたい。そう思う人も多いかと思いますが、iPhoneやiPadは次世代のバックパッカーに欠かせない存在になっています。特に地図や『Google Maps』の経路などは必需品で、iPhoneがSIMロックだとしてもiPadのテザリングでインターネットからリアタイムに情報を得られるため、非常に重要なアイテムとなっています。

2. 全世界対応マルチプラグ(コンセント)とタコ足分配器
コンセントは国によってプラグの形状が違うため、全世界対応マルチプラグは必須アイテムといえます。さらにタコ足分配器をプラスすることで、一度に複数のデジタル機器を充電できます。全世界対応マルチプラグだけだと、ひとつしか充電できません。

3. 電子書籍化した旅行ガイドブック
分厚い旅行ガイドブックをスキャニングし、iPadに入れておけば、薄くて膨大な量のデータバンクのできあがり。あらゆる国の旅行ガイドブックをiPadに保存し、安全かつ情報量の多い旅を楽しみましょう。

4. 頭痛薬&総合感冒薬
アジアの薬は日本より強力なものが多く、すぐに病気が治るぶん、強すぎて副作用を生じる頻度が高いと感じています。もちろん「病気かな?」と思ったら病院や薬局に行くべきですが、とりあえず頭痛薬や風邪の総合感冒薬を症状に合わせて飲んでおくとよいでしょう。

5. ハイスペックな薄型軽量ノートパソコン
薄型のノートパソコンがあると重量的に軽いですし、ハイスペックであればあるほど旅の時間を有意義に使えます。旅先でネットカフェがない場合でも、スマートフォンのテザリングを使えば、発展途上国でもインターネットに接続できます。

6. 日本の風景の絵葉書
日本の風景や料理などが描かれた絵葉書があると便利です。異国情緒を感じる日本の絵葉書は、海外で出会った人にプレゼントするものとして、とても喜ばれます。

7. 国際キャッシュカード
海外のATMからお金を必要な分だけ引き出せる国際キャッシュカードは必需品です。日本の銀行口座から直接引き落としができるので、万が一、現金を紛失したり盗られたとしても助かります。VISAデイビットカードだと、さらにベター。

8. 抗生物質(アンチバイオティクス)
日本では処方箋が必要な抗生物質ですが、一部の海外では薬局で安価で購入できます。多用は絶対におすすめできませんが、次の旅の際、異国の地で病気に対処するために購入しておくとよいでしょう。ただし、医師の診断を受けるのがベターなのは言うまでもありません。あくまでどうにもできないときの緊急用です。

9. 単三電池式USB充電機
電池はどこの国でも買えます。急にスマホや機器のバッテリーが切れてしまった場合、電池さえ買えば充電できる「単三電池式USB充電機」は必需品といえます。

10. スプレー式アルコール消毒液
殺菌できるウェットティッシュはとても便利ですが、重量があり、すぐになくなってしまうという欠点があります。であれば、殺菌できる小型のスプレーをもっていったほうがよいです。少量で殺菌でき、重量もさほどありません。

記事: Photrip フォトリップ http://photrip-guide.com/