北中米W杯の決勝戦で先発したダニ・オルモ。75分に途中交代するまで、攻撃面で確かな存在感を放った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 北中米ワールドカップ決勝後の騒動は、まだ尾を引いているようだ。

 スペイン代表MFのダニ・オルモが、アルゼンチン代表のスタッフのロベルト・アジャラから殴られたとされる一件について、初めて公の場で口を開いた。スペイン紙『MARCA』がその詳細を報じている。

 同メディアは「ダニ・オルモがアジャラの謝罪を“論破”『彼は後悔していない、真実を欠いている』」と見出しを打ち、その毅然とした態度を伝えた。

 記事によると、事件は決勝戦でスペインがアルゼンチンに1−0で勝利した試合直後に起きた。ナウエル・モリーナがロドリに手を出したことをきっかけに小競り合いが発生。その混乱のなか、アジャラがダニ・オルモの喉を目がけて手を出したという。

 この件に関してアジャラは「パンチというよりプッシュだった」「何かの言葉への反応だった」と釈明していた。しかし、ダニ・オルモは地元紙『Diari de Terrassa』のインタビューで、この主張を真っ向から否定した。

 ダニ・オルモは「後悔していると告白しながら、パンチを『言葉への返答だった』と正当化する人は、おそらく後悔していないのだろう」とアジャラの姿勢を批判。さらに、「真実を欠いている。私は何も言っていないのだから、彼が私に謝罪する必要はない」と続ける。
 
 また、ダニ・オルモは選手としての振る舞いの重要性にも言及。「私たちがどのように戦い、どのように勝利したか、そして何よりも私たちの振る舞いを誇りに思ってほしい」と語り、スポーツマンシップの価値によって記憶されたいとも述べた。

 そして「サッカーの重要性は、選手が子どもたちや新しい世代の模範であることを意味し、それには大きな責務が伴う」と、次世代への手本となることの責任感を口にした。

 騒動に関する話だけでなく、ダニ・オルモはスペインがワールドカップを制した要因についても分析。成功の鍵として「グループ、常に個人よりも集団」を挙げ、チームが1の大家族であったと振り返った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【決定的瞬間】ダニ・オルモにアルゼンチンのスタッフがまさかの“殴打”。パンチじゃないと言い訳