「なぜ、そこにGKシモン」エリア外への飛び出しで“エムバペ封じ”を完遂したスペイン守護神の超ファインプレー【W杯】
7月14日(日本時間15日)に行なわれた北中米ワールドカップ準決勝で、スペインのGKウナイ・シモンが勝敗を左右する超ファインプレーを連発した。
まずはスペインが1−0とリードして迎えた42分。ラビオのスルーパスに抜け出したエムバペに対し、シモンは果敢なスライディングで決定機を阻止する。さらに2−0で迎えた80分にも、鋭い飛び出しでエムバペへのラストパスを寸前でカット。フランスのエースに決定的な仕事をさせなかった2度のプレーは、試合の流れを大きく引き寄せた。
実際、この日のスペインは守備が見事だった。エムバペには素早く2人が寄せ、オリーセやデンベレにも自由を与えない。フランスが誇る強力なアタッカー陣の持ち味を封じ、組織力で個の力を上回った。
スペインは2−0で快勝。ゴールを決めたオジャルサバル、ボロの活躍も称賛に値するが、フランスに反撃の流れを渡さなかったシモンの2度の飛び出しは、それ以上に大きな価値があった。この日のマン・オブ・ザ・マッチに挙げるなら、迷わずウナイ・シモンだ。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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