比較されているアメリカ代表のバログン(左)とイングランド代表のクアンサー。(C)Getty Images

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 国際サッカー連盟(FIFA)の対応に、サッカー界のレジェンドたちが苦言を呈した。

 英メディア『TalkSPORT』は現地7月10日、「『インファンティーノ氏のFIFAの会長としての立場はもはや危うい』FIFAの“イングランドへの物議を醸す処分”に批判殺到」と題した記事を掲載。イングランド代表DFジャレル・クアンサーへの処分が、別の選手への対応との違いから問題視されているとし、次のように報じた。

「クアンサーは(北中米W杯ラウンド16の)メキシコ戦で一発退場となり、2試合の出場停止処分を科された。これにより、イングランド代表が準々決勝で戦うノルウェー戦、さらに勝ち進んだ場合のアルゼンチンまたはスイスとの準決勝を欠場することになる。

 しかし、今回の決定はアメリカ代表FWフォラリン・バロガンの1試合出場停止処分をFIFAが取り消した直後に下されたものだった。バロガンは、(ラウンド32の)ボスニア・ヘルツェゴビナ戦でレッドカードを受けたにもかかわらず、続くベルギー戦に出場することが認められた。これは、アメリカのドナルド・トランプ大統領がFIFAジャンニ・インファンティーノ会長に電話をかけ、同選手の出場停止処分の見直しを求めたことで起きたとされている」
 
 同メディアによれば、こうした対応の違いに、元イングランド代表FWのアラン・シアラー氏は、Netflixの番組『The Rest Is Football』で次のように疑問を投げかけた。

「なぜクアンサーが2試合の出場停止処分を受けるのか。バロガンは1試合の出場停止処分が保留された。それにもかかわらず、クアンサーはイングランドが勝ち進んだ場合、2試合を欠場することになる。これはまったく信じられない判断であり、あまりにも問題がある」

 さらに、同番組に出演していた元イングランド代表のレジェンド2人も不満。ゲーリー・リネカー氏は「インファンティーノ氏のFIFAの会長としての立場はもはや危うい」、マイカ・リチャーズ氏は「完全な茶番だ。何度目のことなのか。今大会で生まれた数々の素晴らしい出来事や、評価されるべき点については何度も話してきた。だけど、これは本当にばかげている」と発言している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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