動画生成AI「LTX-2.3」の開発チームがAI企業「LTX」として独立、仮想世界シミュレーションを可能とする世界モデルを開発中でオープンモデルの姿勢は維持

動画生成AI「LTX-2」や「LTX-2.3」の開発チームがAI企業「LTX」として独立することを発表しました。LTXは仮想世界を構築して物理現象などのシミュレーションを可能とする世界モデルの研究に取り組んでおり、今後も自社製AIモデルをオープンモデルとして公開し続ける姿勢を示しています。
Introducing LTX as an Open World Models Company | LTX Blog
LTX is spinning off from Lightricks and is now an open world models company.
Open foundation models for simulating physical reality. How objects move, how forces interact, how scenes evolve.
The next era of physical AI, built in the open. pic.twitter.com/MeA20zLkPb— LTX.io (@ltx_io) July 8, 2026
LTXシリーズは画像編集アプリなどの開発企業であるLightricksによって開発された動画生成AIです。2026年1月に登場したLTX-2はローカルで実行可能でありながら音声付きの動画を生成できるAIとして注目を集めました。
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2026年3月にはLTX-2のアップデート版であるLTX-2.3を発表。LTXシリーズは無料でダウンロード可能なオープンモデルとして公開されており、多数のローカルAIユーザーによってダウンロードされています。また、LoRA作成用の情報も整備されていることから有志によるLoRAの開発・公開も活発に行われています。
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新たに、LTXシリーズの開発チームがAI企業「LTX」として独立したことを発表しました。発表によるとLightricksの共同創業者であるZeev Farbman氏がLTXのCEOに就任したとのこと。
また、LTXは仮想世界での物理シミュレーションなどを可能にする世界モデルの開発を進めていることを明かしています。LTXの世界モデルは「光の軌跡」「オブジェクトの相互作用」「シーンの変化」を理解可能で、既に開発に18カ月を費やしているとのこと。この世界モデルも動画生成AIと同様にオープンモデルとして公開する計画としています。

LTXは「AI業界のほとんどはクローズドシステムを構築しています。しかし、我々は世界モデルの未来はオープンにあると考えています。AIを使用する企業は自社のハードウェアや環境内でAIモデルを実行・ファインチューニング・拡張するための完全な制御を必要としているのです」と述べ、今後も自社製AIモデルをオープンモデルとして公開し続ける姿勢を示しています。
