アルゼンチン監督が号泣「顔を上げることもできない」 劇的展開で言葉失う「なんて素晴らしい」
W杯16強エジプト戦で3-2の逆転勝利、試合後に指揮官が涙
アルゼンチン代表は現地時間7月7日、ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でエジプト代表と対戦し、3-2の劇的逆転勝利を収めてベスト8進出を決めた。
アルゼンチンのスポーツ専門局「TyC Sports」は、試合直後に見せたリオネル・スカローニ監督の感情あふれる姿に注目している。
試合はエジプトに2点リードを許す苦しい展開となったが、後半34分にDFクリスティアン・ロメロが1点を返すと、同38分にFWリオネル・メッシが同点ゴールを奪取。さらに後半アディショナルタイム2分にMFエンソ・フェルナンデスが劇的な勝ち越しゴールを決め、歴史的な逆転劇を演じた。試合終了後には、メッシとともにスカローニ監督もピッチ上で涙を流す姿が確認されている。
同メディアは試合直後にピッチで行われたインタビューでの様子を報道。スカローニ監督はあふれる感情を抑えきれず、「顔を上げることもできない。ごめん、胸がいっぱいなんだ。なんて素晴らしい選手たちなんだ! もう行かなきゃいけない、許してくれ」と言葉を絞り出し、それ以上の取材対応ができない状態だったという。
指揮官に代わって取材に応じたアシスタントコーチのロベルト・アジャラ氏もまた、心を動かされていた。「魂が体に戻ってきたようだ。感動を与え、決して疲れず、さらに上を目指し、こうしたことをやってのける選手たちに感謝したい」と、最後まで諦めなかったチームの姿勢を絶賛した。
さらにアジャラ氏は「私たちは打ちのめされていたが、もし敗退するとしても、顔を上げて去ろうと互いに誓い合っていた。信じられないグループの、また一つの証明だ」と激闘の舞台裏を明かした。次戦となる準々決勝ではスイスとコロンビアの勝者と激突する。劇的な勝利で団結力をさらに深めたアルゼンチンが、勢いそのままに大舞台を戦い抜く構えだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

