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 C大阪は5日、ヤンマーハナサカスタジアムで男女の新体制合同記者会見を行った。会見前には男子チームがファン・サポーターに練習を公開。就労ビザ未発行のため指導はしなかったものの、パブロ・マチン新監督もベンチで選手たちの動きを細かく観察した。

 サウジアラビアからの破格オファーが届いたアーサー・パパス前監督が電撃退任。すぐさまジローナやセビージャなどスペイン1部で指揮を執ったパブロ・マチン監督の招へいに成功させた雨野SDは「来週には合流させたい」と就労ビザ発給のメドを口にした。あさって7日から始まる北海道キャンプから本格始動する見通しだ。

 「ビジョン」「実績」「育成力」「柔軟性」の4点が選定基準になったと口にした雨野SDが特に強調したのは「マネジメントの柔軟性」だ。スペインのみならず中東での経験も持つ新指揮官に対し「異なる文化圏での経験が今回の日本での挑戦においてプラスに働くと思う。既に百年構想リーグの全試合をチェックし、我々と成果と課題をフィードバックし合っている」と勤勉さを高く評価した。

 マチン監督の代名詞とも言える「3バック」の導入については「彼は3バックで強みを出してきた人だがシステムありきではない。今の戦力を見て何が最適解かを判断してもらう。3バックは我々にとっても一つのオプション」と語り、まずは既存の選手を見極め、その上で補強を進めていく方針を口にした。

 クラブが掲げる具体的な目標は、順位ではなく「勝ち点65」に設定した。「まずは勝ち点40を積み上げ、そこから65に向けて、どれだけ波に乗れるか」と雨野SD。新生C大阪の挑戦が始まった。