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 サッカー元日本代表FW浅野拓磨(31)が30日、テレビ朝日系「報道ステーション」(月〜金曜後9・54)に生出演し、FIFAワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でブラジルに1−2で敗れた日本の戦いぶりを振り返った。

 日本は29日(日本時間30日)にブラジルと対戦。前半29分、MF佐野海舟がパスカットから1人で敵陣へ持ち込み、ゴール左隅へ決めた。相手にボールを圧倒的に支配される中、カウンターから先制した。しかし後半11分、MFカゼミロのヘッドで追いつかれると、アディショナルタイム6分、ペナルティーエリア付近でMF田中碧が奪われたボールを、最後はFWマルチネリに決められて逆転された。目標としていた優勝を遂げられず、大会から姿を消した。

 強豪を追い詰めながら、最後に試合をひっくり返された。浅野は「日本は素晴らしい戦いをしていたと正直、思いますけど、負けて僕も悔しいですし、一番はプレーしているみんなが悔しいだろうなと思います」と、選手たちの心情を慮った。

 「間違いなく日本のサッカーのレベルは上がってきていると思う」。そう感じつつも、ブラジルとの差は個人個人のスキルだ分析した。「まだ現時点で言えるのは、個の能力というところは、レベルの違いがまだあるなと、今日の試合を見ても思った。日本の個も上がっているけど、世界との差を感じた」と、率直に述べた。

 最少得点差での惜敗だった。「サッカーなので、レベルが違いがあったとしても勝つこともあれば、負けることもある」。浅野はそうした上で、「結果が全てなので、勝てばいいスポーツだけど、プレーしている本人たちは、勝ったとしても差は感じるし、負けても僕らの方がやれるのに、というのも感じる。個の能力の差は、勝ち負けうんぬんじゃなくて、やっぱり感じる」とも話した。

 浅野は22年カタール大会で主力として活躍。チームの16強入りに貢献した。昨季はスペイン1部マジョルカでプレー。来季から古巣・広島に復帰することが28日に発表された。