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 ◇ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2026 ジャパン・フィフティーン31―38マオリオールブラックス(2026年6月27日 愛知・パロマ瑞穂スタジアム)

 日本代表選手らで構成するジャパン・フィフティーンは、ニュージーランドの先住民マオリ系の選手で構成するマオリオールブラックスに31―38で敗れた。最大17点のリードを奪ったものの、残り20分を切ってから4連続トライを許して大逆転負け。昨年6月の対戦では20―53で大敗した相手を追い詰めたが、ニール・ハットリー・ヘッドコーチ代行は「残念な結果になった。勝つチャンスを確実につくれたが、(終盤は)精度、遂行力が足りなかった」と顔をしかめた。

 前半はシニアの国際試合デビューとなった明大4年のSO伊藤龍之介が躍動し、4トライを奪って24―7と大きくリード。ただ後半はよりダイレクトに、フィジカルにプレーしてきた相手の勢いを止められず、反撃する力も残っていなかった。公式戦では1年ぶりの先発で、主将の重責も担ったHO原田衛(BL東京)も「勝ちきれなかったのは反省点。後半のゲームマネジメントは、もう少し突き詰めていかないといけない」と猛省した。

 ただ1週間後に新設国際大会ネーションズ選手権の第1戦・イタリア戦(東京・秩父宮ラグビー場)が控える中で、現役学生4人、ノンキャップ11人を含むメンバーで、将来のオールブラックス入りを狙うチームをあと一歩まで追い詰めた。後半には早い段階で若手を投入し、出色のパフォーマンスを見せていたCTBディラン・ライリー(埼玉)もあえて入れ替え。ハットリーHC代行も「今日の交代には満足」と話した。

 若手にテストマッチに近い強度の試合を経験させ、いよいよ日本代表として真価の問われるネーションズ選手権を迎える。4月の不適切発言により、イタリア戦も出場停止のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチに代わって指揮を執るハットリー氏は「(若手にとって)間違いなく、いい経験になった。層の厚さが出れば競争が生まれる。コーチとしても、若手が台頭するのはうれしい」と前を向いた。