米国とイラン終戦合意によって国際原油価格は急落したが、韓国国内のガソリンスタンドの燃料価格は依然として1リットル当たり2000ウォン台にとどまっている。写真は21日、ソウル市内のあるガソリンスタンド。聯合ニュース

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国際原油価格が米国ーイラン戦争前の水準まで戻った。ホルムズ海峡の通航が再開され、これまで滞っていた中東原油が一斉に市場へ供給されたことで、一時的な供給過剰の兆候が表れている。

ICE先物取引所によると、ブレント原油は24日(現地時間)、1バレル=73.74ドル(約1万1928円)と前日比4.33%急落した。25日午前6時40分時点では1バレル=72.68ドルまで下落した。ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)もニューヨーク・マーカンタイル取引所で25日午前0時30分時点に1バレル=69.44ドルとなり、70ドルを下回った。ブレント原油、WTIともに、米国とイランの戦争が始まった2月27日以降で最も低い水準となった。ブレント原油は1バレル=118ドルまで急騰した3月末と比べると39%下落した。

米国とイランが先週、終戦了解覚書(MOU)を締結した後、ホルムズ海峡の通航が再開され、中東原油の供給が急増したことが最大の要因だ。25日(現地時間)、ブルームバーグによると、合意後、イランは3000万バレルの原油をアジアに輸出し、アラブ首長国連邦(UAE)もペルシャ湾で生産した約6000万バレルの原油を入札を通じて市場に供給した。景気減速により、世界最大の原油輸入国である中国の需要が急減したことも、国際原油価格の下落に拍車をかけた。

原油市場では、供給過剰のシグナルとされる「コンタンゴ」が見られた。足元で受け渡される原油よりも、将来受け渡される原油の価格の方が高い市場構造を指す。

国際原油価格の下落が国内の消費者価格に反映されるまでには時間がかかる見通しだ。国際原油価格の変動がガソリンスタンドの販売価格に反映されるまでには、通常2〜3週間かかる。韓国石油公社のオピネット(Opinet)によると、25日の全国のガソリンスタンドにおけるレギュラーガソリンの平均販売価格は1リットル当たり2006.55ウォン(約210.08円)で、前日より0.77ウォン下落した。