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深刻化するバスの運転手不足に新たな一手です。

網走市のバス会社でインドネシア人の男性運転手がデビューし、初日の様子に密着しました。

バスを入念に点検し、運転席に座ったのは、インドネシア人のウィルさんです。

網走市内のバス会社が2025年に初めて採用した外国人運転手で、この日が乗客を乗せてのデビュー初日です。

(乗客)「丁寧な運転でとても安心して乗ることができました。笑顔が素敵な方なのでご活躍を期待しています」

このバス会社が外国人の採用に踏み切ったワケ。

それは深刻な人手不足です。

北海道バス協会に加入するバスの運転手は1990年代に8000人を超えていましたが、2025年は5200人あまりにまで減少しています。

そこでこの会社が注目したのが、外国人の在留資格「特定技能」でした。

2024年、国内で人材不足が著しいバス運転手などが資格対象に加わり、外国人ドライバーを採用できるようになったのです。

札幌市もベトナムで運転手を養成する取り組みを始めるなど、いまバス業界で外国人人材の注目が高まっています。

一方で、彼らにとっての課題は、日本ならではの交通ルールや運転マナーです。

最初は慣れない様子だったウィルさんですが、研修を重ねてばっちり習得しました。

発車時に毎回入念にミラーを確認するなど、安全運転。

無事に初日を終えました。

(網走バス ウィルさん)「確認もいっぱいありますし、外だけじゃなく車内も確認しないといけない。とにかく頑張ります」

(網走バス 明神健太専務)「日本の交通ルール、ゆずり合い、思いやりをしっかり分かってくれるかなと当初不安もありましたけど、まったくそういうことなくウィルは吸収してくれたので、特に外国人だからと不安なことはない」

人手不足の解消に模索を続けるバス業界。

外国人運転手が救世主となるのか今後が注目されます。