中国の大手テクノロジー企業であるAlibabaが世界モデルを用いたAIサービス「HappyOyster 1.0」を2026年6月17日にリリースしました。HappyOyster 1.0は指示通りの世界をリアルタイムで生成可能で、WASDキーで空間内を自由に動くことができます。無料で使えるそうなので実際に世界を生成してキャラクターを操作してみました。

Happy Oyster - Real-Time World Model for Interactive Creation

https://www.happyoyster.com/home

HappyOyster 1.0を使うには、まず上記のリンクをクリックしてトップページにアクセスし、画面右上の「Sign in to claim free creative credits」をクリックしてアカウント作成画面を開きます。



アカウントは「Googleアカウントでサインイン」か「メールアドレスを入力」のいずれかで作成可能。今回はGoogleアカウントでサインインしました。



HappyOyster 1.0は操作内容に応じてクレジットを消費するタイプのサービスで、初回サインイン時に1000クレジットが付与されました。世界を生成するために画面下部の「Create a new world」をクリック。



生成したい内容を入力し、一人称視点か三人称視点か選択してから送信ボタンをクリック。今回は「メイドさんが路地裏を歩くシーン。ゼンゼロみたいなアニメ調ゲームスタイル」と入力して三人称視点を指定して送信しました。



待機画面が表示されるのでしばらく待ちます。



しばらく待つとゲーム画面っぽい画面が表示されました。指定通りに「路地裏に立つメイドさん」が描写されており、WASDキーを押すとメイドさんを前後左右に動かせます。Jで攻撃、Kでしゃがみ、Spaceでジャンプ、Shiftでダッシュが可能です。



世界が生成されてから1分が経過すると操作画面が終了して以下の画面が表示されます。画面内のダウンロードボタンをクリックすると操作中の様子を録画した動画をダウンロードできます。



「BGMを含むか否か(With BGM)」と「操作内容を動画内に表示するか否か(With instructions)」を選択して「Download」をクリックするとMP4形式の動画をダウンロードできます。



ダウンロードした動画が以下。キーボードの操作に合わせてリアルタイムで世界が生成されています。

ゲームみたいに移動可能な世界をリアルタイム生成できるAI「HappyOyster 1.0」の実例その1 - YouTube

HappyOyster 1.0では開始フレームを指定することもできるので、ChatGPTの画像生成機能(ChatGPT Images 2.0)を使ってメイドさんの画像を用意しました。



用意した開始フレームが以下。



HappyOyster 1.0の入力欄に開始フレームをドラッグ&ドロップします。



「大きな屋敷の中をメイドさんが探検するゲーム」と入力して送信。



生成された世界内でメイドさんを操作する様子が以下。記事作成時点では「顔がだんだん変化していく」「キーボード操作に対して数秒のラグがある」といった問題はあるものの、既存の世界モデルと比べて破綻の少ない世界を連続生成可能で、今後の発展にかなり期待できるAIサービスでした。

ゲームみたいに移動可能な世界をリアルタイム生成できるAI「HappyOyster 1.0」の実例その2 - YouTube

世界を2個生成した時点での残りクレジットは880。



2026年7月17日までは無料クレジットを毎日配布してくれるそうです。