「名探偵コナン」と「名探偵プリキュア」のコラボ

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2026年6月8日、中国のポータルサイト・捜狐に「名探偵コナン」と「名探偵プリキュア」のコラボにプリキュアファンから不評が寄せられているとした記事が掲載された。

記事は、「最近『名探偵コナン』と『名探偵プリキュア』シリーズがコラボレーションを行い、それぞれの作品でコラボアニメが制作された。本来であれば、両作品のファンにとって歓喜すべき夢の共演となるはずだったが、結果はやや期待外れなものとなり、少なからぬ議論を呼ぶことになった」と述べた。

続けて、「その中でも、プリキュア側で制作されたコラボアニメは高い評価を受けた。作中では江戸川コナンたちの作画こそプリキュア風に変わっていたものの、演出には十分な工夫が見られた。コナンは物語を通して推理をリードし、両作品の主人公たちにも数多くの明確な掛け合いが用意されていた」と説明した。

また、「それだけでなく『名探偵コナン』でおなじみの扉が開く場面転換の演出まで再現されており、コナンファンにも十分な誠意が伝わる内容となっていたため、概ね好評を得たのである」とし、「ところが意外なことに『名探偵コナン』側で制作されたコラボアニメは不評を買い、放送後には多くのプリキュアファンから不満の声が相次いだ」と言及した。

記事は、「プリキュア版では双方のキャラクターが協力して事件を解決する構成だったのに対し、コナン版ではプリキュアのキャラクターである明智あんな(キュアアンサー)がほとんど顔見せ程度に登場しただけだったのである。しかも、そのあんなは本人ですらなく、怪盗キッドの変装だった」と述べた。

その上で、「このコラボ内容では、プリキュアファンが不満を抱くのも当然である。中には『名探偵コナン』は人気作品だから『名探偵プリキュア』を軽く扱っているのではと批判する人までいた。プリキュア版は手間をかけて丁寧なコラボアニメが制作されたのに、コナン版ではこの程度の内容なのかというわけである。それなら最初からコラボなどしない方が良かったという意見まで出ていた」とした。

一方で、「筆者としては一定の事情も理解できる。そもそも『名探偵コナン』と『名探偵プリキュア』では世界観が大きく異なるからだ。怪盗キッドの本来の登場作品である『まじっく快斗』には魔法めいた要素も存在する。しかし『名探偵コナン』は、基本的に超常現象を認めないリアリティー重視の世界観で構築されている。そのため、プリキュアのような魔法少女の変身シーンをそのまま登場させるのは難しい」と論じた。

そして、「制作陣としては、怪盗キッドにあんなの変装をさせるという方法が最善策だったのだろう。とはいえ、全体として見ると今回のコラボアニメはやや物足りなかったと言わざるを得ない。コラボ作品というより、『名探偵コナン』の中に『名探偵プリキュア』の小ネタを仕込んだだけという印象を受けた視聴者も多かったようだ」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)