TikTokに投稿された動画に対して批判が殺到(SNSで拡散されている動画より)

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"たんじょうびおめでとう"という飾り付けの前で、何度も顔面にケーキを押し付けられて泣き叫ぶ幼児と、「ドリフや!」と囃し立てる声。TikTokに投稿された動画に対して批判が殺到した──。

【写真】強制的にランニングマシンに乗せられた赤ん坊。ビールの入ったジョッキのふちをくわえさせたり、赤ん坊の顔をつかんで湯船に沈める場面なども

 報道によると、警察は暴行容疑を視野に捜査を進めているという。前出の動画を投稿した人物は、ほかにも問題視される動画を投稿していた。全国紙社会部記者の話。

「ビールの入ったジョッキのふちを幼児にくわえさせたり、赤ん坊の顔をつかんで湯船に沈める動画なども公開していた。また、〈パパいじわるだね〉と赤ん坊をランニングマシンに乗せてずり這いさせる動画もあり、事故につながる危険性が指摘されていました。

 このランニングマシンの動画は赤ん坊の父親が関係するトレーニングスタジオ内で撮影したものとみられています。マシン自体は停止しているものの、大人が手でランニングベルトを回し、赤ん坊はずり這いして進まざるを得ない状況でした。

 動画の中には笑い声も入っており、どうやら彼らはこれらの行為を"ちょっとした悪ふざけ"のつもりで撮影しているようです。批判が殺到した結果、投稿者はすでにTikTokやその他SNSのアカウントを削除しています」

 このスタジオの運営元は6月6日、〈お客様からの信頼を損なう結果となりましたことを、改めて深くお詫び申し上げます〉とホームページで謝罪することになった。

担当者は「一件でも通報があれば、児相は調査を行う」

 県内の児童相談所を管轄する福岡県福祉労働部こども福祉課こども福祉係に問い合わせたところ、担当者が「6月5日から8日にわたり、虐待を疑う通告が電話やメールで約200件届いた」と明かした。
 関係者の証言として、"福岡県内の児童相談所が幼児を一時保護した"との報道もある。前出の担当者は、「個別の事案について、一時保護したかどうかは行政側からお答えできない」と前置きした上で、一時保護とは具体的にどのように行われるのか解説してくれた。

「通報件数の多寡ではなく、一件でも通報があれば、児相は調査を行う。一時保護において、身体や生命の危機が迫っているなど緊急性の有無は重要だが、"外傷が一見なくとも子供が帰りたがらない"など、その時々の子供の状況を鑑みる。

 状況を総合的に判断し、一時保護するかどうかを決めるが、一時保護が行われたからといって、"実際に虐待があった"とも限らない。

本当に虐待があったかを確定させるのは非常に難しく、一時保護中は警察への通報歴や学校への聞き取りなど、ありとあらゆる調査をさらに進め、保護者との面談等々もして、子供が家庭復帰するかどうかを最終的に判断する」

 つまり今回の事案に関しても、本格的な調査はこれからのようだ。"悪ふざけ"のつもりだった行為は、調査の結果、どのように結論づけられるのか。