Snow Man(C)日刊ゲンダイ

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のラストライブの成功で、今後、ますますSTARTO社のアイドルはテレビを重視しなくなっていくかもしれません」

“ポスト嵐”最右翼はM!LK、timelesz、Travis Japan? 「イケメン」「面白い」国民的アイドルの条件は新たに加わったのは…

 危機感をあらわにするのは、民放キー局の編成関係者だ。

 5月31日に東京ドームでフィナーレを迎えた、のラストライブツアーは、3月13日から、札幌、福岡、名古屋、大阪、東京の5大ドームで15公演が行われ、試算では総動員数75万人、報道によって多少のバラつきはあるものの、ファンクラブ収入を除く予想チケット売り上げは約90億円、グッズ収入は20億〜30億円と、ツアー単体で100億円超の売り上げがあると見られている。

 さらに、東京ドームでライブ終了後、ライブ映像が解禁となり、先週末のテレビはその映像を何度も流したが、それも数分程度のダイジェスト。今後は、アーカイブ配信の収入で数十億円規模の上積みが見込まれるという。

「ファン最優先で、メンバーが決めたこととされていますが、結局、5人の活動再開が公になってから、昨年末のNHK紅白も、民放の春の音楽特番も、彼らを一切出演させることはできなかった。これは正直、テレビ局の敗退です。配信がNetflixではなく、国内資本のU-NEXTだったことが唯一の救いです」(同前)

 確かにのメンバー全員が揃ってのテレビ出演は、5月24日に民放5局に一斉に30秒のスポットCMを流したのみで、“テレビで露出して動員を高める”という手法は一切取られなかった。

「これは300万人超といわれるファンクラブの会員を持つ国民的アイドルだから成し得たと思われがちですが、決して彼らに限らなくなってきている。STARTO社のアイドルたちは、“オワコン”といわれるテレビを見限り、ますます“ライブアイドル化”する流れが顕著になっていくでしょうね」(同前)

 別の音楽業界関係者がこう補足する。

「Snow Manの今秋からのツアーはまだ情報公開とはなっていませんが、SixTONESはアリーナツアーの真っ最中。SixTONESでいえば、前回のツアーでは、約40万人動員し、グッズも含めた総売り上げは60億円以上と試算されています。さらにSTARTO社には、timelesz、Travis Japan、WEST.など、1回のツアーで30億〜50億円程度売り上げるグループがまだまだいるんです。音楽も配信となって、CDほどの売り上げは立たない。ギャラが下がる一方の地上波で冠番組を持ったり、個々にバラエティーやドラマなどに出演するのは、あくまでコンサートに集客する一つの手段に過ぎないんです」

 さらに、SNSや配信の発達で、広告媒体としての地上波の価値は下がる一方という。

「人気アイドルを出演させることで視聴率を稼ぎ、アイドル側も顔を売って全国区になるというかつてのウィンウィン関係のビジネスモデルも崩壊していく可能性があります」と前出の民放編成関係者もため息だ。

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