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旭川市で女子高校生を橋から転落させ、殺害したなどの罪に問われている内田梨瑚被告(23)の裁判員裁判で6月8日、検察は内田被告に懲役27年を求刑しました。

内田被告は殺人と不同意わいせつ致死、監禁の3つの罪に問われていて、起訴状などによりますと2024年4月、旭川市の神居大橋で留萌市に住む女子高校生(17)を全裸にしたほか、橋の欄干に座らせ「落ちろ」「死ねや」と言うなどして川に落とし殺害したとされています。

内田被告は5月25日の初公判で、起訴内容について「私には殺意はありませんでしたし、橋から落下させていません」と、殺人罪などについて否認していました。

27日には、内田被告と同じ罪に問われ、すでに懲役23年の判決が確定している小西優花受刑者が証人として出廷し「梨瑚さんが肩甲骨のあたりを両手で押しました。(高校生の)姿が一瞬で消えました」と証言しました。

一方、内田被告は被告人質問で、「(当時)『うちら帰るから』と携帯と4000円をその場において車の方に戻りました」「走り出して5~6秒してから、『キャー、ダン』と音がした」「私は落ちたところを見ていない」と主張しました。

また、内田被告は「当時は殺意を持って欄干に座らせたり押したりしたわけではなかったが、いまはそんなに危険なことをしていたので…殺意があったんじゃないかと言われるのも当然だと思います」と述べたほか、橋に向かう前の心境について「ナイフがあったら刺していたと思うくらい、腹が立っていたと思う」と述べました。

6月4日の裁判で読み上げられた遺族への謝罪文には「(女子高校生の)これからの人生を奪ってしまいごめんなさい」などと綴られていました。

判決は6月22日に言い渡されます。

※STVでは今回の裁判の「特定少年」について、事件の重大さや社会的影響などを総合的に判断し、実名で報道しています。