児童らが「廻り踊り」を奉納 つるぎ町・真光寺【徳島】
太平洋戦争末期、大阪からつるぎ町に疎開中の児童16人が火災で亡くなるという痛ましい出来事がありました。
16人を弔おうと6月4日、つるぎ町の真光寺で児童らが「廻り踊り」を奉納しました。
つるぎ町貞光の真光寺です。
寺の境内にある「十六地蔵」。
戦時中、子どもたちが亡くなった悲しい出来事を今に伝えています。
太平洋戦争末期の1945年、ここ真光寺に大阪市の南恩加島小学校の児童29人が疎開していました。
以来、寺には地蔵が建てられ、毎年法要も営まれてきました。
4日は、南恩加島小学校の6年生児童35人が、修学旅行で真光寺を訪れました。
貞光小学校の6年生児童29人や地元住民も加わり、供養のため地元に古くから伝わる「廻り踊り」を一緒に奉納します。
(南恩加島小学校・原田聡 校長)
「みなさん、十六地蔵に手を合わせると思うが、お参りを通してどうすれば争いごとをなくすことができるか」
「これをきっかけとして、考え続けてほしい」
(貞光小学校6年・谷川あこ さん)
「活動を通して平和の大切さ命の尊さ、そして南恩加島小学校との交流の大切さを体全体で学びたい」
「廻り踊り」は、剣山系に古くから伝わる先祖を供養するための踊りです。
4日に奉納された「十六地蔵尊由来記」は、約50年前に悲劇を語り継ごうと作られました。
(貞光小学校6年・天野聡さん)
「安らかに眠ってくださいとの想いで踊った」
(貞光小学校6年・上田空璃さん)
「16人の人たちの想いも背負い、がんばって生きていこうと思った」
(南恩加島小6年・大和福幸さん)
「16人の先輩たちが、安らかに眠れるよう心を込めた」
