鹿児島読売テレビ

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 SNSで広がる“謎の風邪”。せきや鼻水などが長引くという症状が共通しているようです。謎の風邪の原因としてあがっているのが「ヒトメタニューモウイルス」と呼ばれるウイルスです。鹿児島市の幼稚園でも子どもたちの感染が確認されています。

 「せきがずっと治らない」
 「熱はないのに体調が悪い」
 SNSで話題となっている“謎の風邪”。不安の声が広がる中、その原因となるウイルスの候補に「ヒトメタニューモウイルス」があがっています。

 鹿児島市の紫原たはら医院を訪ねました。

(紫原たはら医院・太原鉄平副院長)
「ヒトメタニューモウイルスというのは比較的最近発見されたウイルス。基本的な症状としては風邪症状、発熱、咳、鼻水。一般的な健康な方であれば必要以上に心配する必要はない」

 症状は一般的な風邪と似ている一方で、せきが長引くなど重症化する恐れもあると言います。

(紫原たはら医院・太原鉄平副院長)
「中にはちょっと小さい赤ちゃんであるとか免疫的に弱い方あとは基礎疾患、心臓などにお持ちのお子さんの中には一定数、気管支炎とか肺炎を起こしてしまうような病気ではある。そういったところでは注意が必要」

 鹿児島市の紫原幼稚園でも5月27日と28日に園児5人の感染が確認されました。

(紫原幼稚園・花月敏郎園長)
「時期的なものは大体春から夏にかけての時期とかいうようなことで割と似ているところはある。毎年少しずつ感染者はいる」

 園では普段から手洗いや換気、消毒などを徹底していますが、今回の感染を受けて保護者に注意を呼び掛けたということです。

(紫原幼稚園・花月敏郎園長)
「私たちは正しいことをお伝えして、妙に不安をあおるというのはもう全く良くないことなので、この感染症ってこういうことなんですよと昨日保護者の方々に配信した」

 ヒトメタニューモウイルスには、飛沫や接触で感染するため、手洗いやうがいなど基本的な感染対策が重要だといいます。

(紫原たはら医院・太原鉄平副院長)
「移したくない人がいるならもう(感染者を)近づけない。これがもう一番だと思いますね。赤ちゃんもおじいちゃんおばあちゃんも。手足口病の方が多いような気がしますけど今。これも例年通りの季節性というかこの時期にやっぱり流行るかなと思います」

 県内では手足口病の感染者報告数が8週連続で増加していて、5月21日から流行発生警報が発令されています。県は、手洗いを徹底するなど対策を呼びかけています。