過去5年で最高値の初任給「使う?貯める?」新人社員に聞いてみた
4月入社の新社会人が初任給を受け取る時期になりました。みなさん、どんな使い道を考えているのでしょうか。
初任給を「使う」「貯める」。24日、この2つの選択肢で直撃してきました。
健康食品を取り扱うえがおホールディングス(熊本市東区)。新たに入社した4人に初任給について直撃です。
■えがおホールディングス・近藤ひかりさん
「(初任給は)使います。勉強やスキルアップに使うことはもちろん、何かひとつ自分へのご褒美も買いたいです」
「僕は使います。親孝行をしたいなと。初めての給料なので。もう一つは車検代に回します」
4人とも「使う」と回答。育ててくれた家族への恩返しにも使うということです。その初任給。厚生労働省の最新の調査によると、県内で大学を卒業した人の平均は、男性が25万6800円、女性が24万100円。大卒・高卒ともに、県内では過去5年間で最も高い金額です。
熊本労働局は全国的な賃上げの流れに加え、優秀な人材を確保する狙いが背景にあるとみています。一方、自動車の販売などを手掛ける熊本トヨペットでは営業マンの卵らしい使い道が…。
■熊本トヨペット・阪梨寿真さん
「営業なので、最初に名刺入れを買いたいなと思って」
■熊本トヨペット・水谷貫太さん
「仕事の時の気分をあげるためにかわいいネクタイを何本か買いたいと思います」
整備の部門には、海外から来た新入社員も。
■熊本トヨペット タパ・サロズさん(ネパール出身)
「使う。必要なら家族にも送ります」
■熊本トヨペット セルパ・ガウタムさん
「両方です!家族を支えて貯金したいです。家族の好きなものならあげると思います」
(緒方太郎キャスター)
みなさんは、初任給にどんな思い出がありますか?この日話を聞いた14人の新社会人は、初任給を「使う」が9人。「使う・貯める」の両方が4人。「貯める」が1人でした。
「おばあちゃんを旅行に連れていきたい」「老後の貯金にする」という声もありました。そして、給料をめぐっては、全国的にも画期的な取り組みも始まっています。
(永島由菜キャスター)
南関町の箸メーカー「ヤマチク」では1月から自分の給料を自分で決める「自己申告型の給与制度」を始めました。
社員が自ら、1年間の貢献内容と希望の給与額を申告し、会社と面談をして合意した上で金額を決めるというものです。
制度の導入で全体で年間1100万円の増額を見込んでいます。山粼彰悟代表は「社員それぞれが仕事へ当事者意識をもって臨み、納得できる働き方につながっている。会社の成長を見据えた先行投資」としています。初任給を受け取るみなさん。それぞれの仕事を好きになって、誇りをもって頑張ってください。
