海底ケーブル切断の中国人船長に賠償命令 約9千万円、台南地裁/台湾
貨物船「宏泰58」の船長だった男は2025年2月、南部・台南沖で、いかりを下ろすことが禁止されている海域にもかかわらず、乗組員2人にいかりを下ろさせ、さらに船をジグザグに航行させて海底ケーブル「台澎3号」を切断した。宏泰58はトーゴ船籍で、乗組員全員が中国人だった。
台南地裁は同年6月、男に懲役3年を言い渡した。男は控訴したが台湾高等法院(高裁)台南分院がこれを棄却。すでに服役している。
中華電信は刑事付帯民事訴訟で男への訴訟を起こした。海底ケーブルを修理するための船や護衛船、ケーブルと接続資材、資材運搬などにかかる費用として1930万4160元(約9652万円)の賠償を求めていた。
(楊思瑞/編集:田中宏樹)
