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スマホの値上げが止まらない…そんな時の救世主が現れました。

ガラケーやスマホ初期には搭載されていたmicroSDカード。しかし年々標準ストレージが大きくなるにつれ次第にmicroSDカードはスマホから廃止されていき、だんだんとその姿をスマホ関連で見かける機会は少なくなってきました。そんな流れの中、昨今のDRAM価格の上昇によって、スマホメーカーがmicroSDカードスロットを復活するという噂が現実味をおびてきています。

価格上昇は2027年まで続く見込み

Weibo(ウェイボ)上で、リーカーのRepeater 002は、具体的にどのスマートフォンメーカーがこの機能を復活させるのかまでは明言していませんが、中国のサプライヤーからの情報を入手しているようで次のように投稿しています(筆者訳)…

ーー 現在のメモリ価格の急騰を踏まえて、SDカードによるストレージ拡張を検討しているメーカーは存在するのでしょうか?

ユーザーは自分のニーズに応じて低コストでストレージをアップグレードできるようになりますし、追加の開口部を設ける必要のない、SIMカードとSDカードを兼ねたスロットとして設計することも可能かもしれません。

ーーー 2026年までにこれが実現する可能性はあるのでしょうか?

この構想は、少し先進的すぎるようにも感じます。

DRAM不足は少なくとも2027年第4四半期まで続く可能性があるとされており、デスクトップノートPC向けのメモリキット価格は現時点で急騰しています。この状況はもちろんスマホ向けのDRAMチップにも影響を与える可能性が高そうです。

早くとも2026年後半にmicroSD Express規格で復活か

この流れを踏まえると、DRAM価格の高騰によってスマホの価格上昇が考えられますが、どこまでコスト増を吸収するかはメーカー次第なところ。メーカーがmicroSDカードスロットを搭載すれば、ユーザー側は内蔵ストレージ容量が最小のモデルを選んで出費を抑えることができ、その結果、メーカー側も出荷台数と収益を維持しやすくなります。

さらに理想的な展開は、microSDカードスロットを搭載したスマホたちが新しい「microSD Express」規格に対応することです。そうすると高速転送で外部ストレージの不便さを感じることなく快適なユーザー体験を得られるからです。

ただし、リーカーのRepeater 002が言及しているように、 すでに供給ラインに入っているスマートフォンが全面的に再設計される可能性は低そうです。そのため、2026年後半に発売予定のモデルを計画しているメーカーであれば、microSDカードスロットを組み込んでくる可能性が高そう。

AIの便利さを享受できるメリットの一方で、価格高騰の影響を受けるデメリットも感じてしまいますね。AIデータセンター向け需要の影響がスマホにもやってきています。こういった情勢を踏まえると、2026年のスマホ価格やスペックはけっこう変わってくるかもしれないですね。

Source: wccftech