「イメージしていたようなフィットができている」存在感増すイサカ・ゼイン、千葉加入後3戦連続フル出場
開口一番「いいゲームができたと思います」と胸を張った千葉の小林慶行監督。「1万5000人以上のファン・サポーターの方が来ていただいたので、真っ黄色に染まったスタジアムで今日は勝つことが重要だったと思います。そのポテンシャルを改めて感じましたし、自分たちの目標にたどり着くため、毎回1万5000人のサポーターの力をお借りしたい。いずれにせよ自分たちがやるべきことはハッキリしているので、また次に向けていい準備をしていきたいと思います」と今後を見据えた。
イサカは7月中旬にモンテディオ山形から加入し、リーグ戦3試合連続でフルタイム出場中だ。例年にも増して暑い日本の夏。加えて交代枠5枚が定着した現代サッカーにおいて、攻撃的なポジションの選手がフル出場を続けるのは信頼の証と言っていいだろう。前半戦の快進撃を支えた“スピードスター”田中和樹が左ひざ前十字靭帯損傷で長期離脱となった中、新加入のイサカが2列目で強烈な存在感を放っている。「最後まで使ってもらえるのは嬉しいですけど、その分責任感を持ってやらないといけない」とイサカ。「元から千葉に対して持っていたイメージもありますけど、それ以上に速さやシンプルさは実際にチームに入って感じているところです。イメージしていたようなフィットの仕方はできていると思うので、最後のクオリティで違いを出せるようにしたい。それを練習から追求していきたいと思います」と手応えを語りつつ、さらなる活躍を期す。
信頼の証はもう一つ。前節のRB大宮アルディージャ戦で早速自身のチャントが完成し、ホームでは初お披露目となった。「ありがたいですね。1試合目から応援してもらい、温かく迎えてくれたので、ゴールやアシストでチームに貢献していきたい」と語る。今節は15,222人のファン・サポーターがフクアリに集い、後半アディショナルタイムには「WIN BY ALL!」の大声援で千葉イレブンを後押しした。「今日はサポーターも多かったですし、ホームで戦えることは強みだと思います。ここは絶対に勝たないといけない場所だと思うので、次アウェイ(vsベガルタ仙台)で勝って、またホームに戻ってこれるようにしたい」と誓った。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)

