赤い炎を見せて燃える商店街の店舗(近隣住民提供)(6日午前5時26分、大阪市淀川区で)

写真拡大

 6日午前4時50分頃、大阪市淀川区十三東の飲食店から「店が火事になっている」と119番があった。

 火元とみられる店舗の男性アルバイト店員(24)が逃げる際に腰を打撲し、病院に搬送されたが命に別条はないという。市消防局によると、10店舗計450平方メートルが燃え、約3時間後に鎮圧した。

 現場は阪急十三駅東側すぐの飲食店密集エリア。大阪府警淀川署によると、男性店員が料理をしていたところ炎が上がったという。

 近くのマンションに住む女性会社員(53)は「物音で異変を感じ、ベランダに出たら店の屋根から火が出ていた。熱風も吹きつけてきたので、家を飛び出た」と心配そうに話した。