Excelでダミーデータを入力して表を作る! 役立つRANDARRAY関数の使い方
数値は適当でいいが、本物っぽく見せる必要がある……といったケースだ。
そんなとき、今回紹介するRANDARRAY関数の使い方を覚えておけば、きっと役に立つだろう。
●RANDARRAY関数とは? その使い方は?
Excelを使っているとき、とりあえず適当な表が必要になることはないだろうか。
整列や絞り込み機能を試したいとか、適当な表をもとにどんなグラフが作れるか試したいといったケースだ。
そういうとき、適当な数値を入力してサンプルの表を作ることになるが、適当とはいえ表を作るのには手間がかかる。大きい表になるとなおさらだ。
そんなとき便利な関数が RANDARRAY関数である。使い方は次のとおりだ。
=randarray(行,列,最大値,最小値,種類)
たとえば、
=randarray(5,6,0,100,true)
と入力すれば、入力位置のセルから5行、6列の範囲に、0から100までの乱数(整数)を自動的に入力する。最後の種類はtrueだと整数、falseだと小数になる。

=randarray(5,6,0,100,true)と入力して[Enter]キーを押す。

5行、6列の範囲に0〜100の乱数(整数)が入力された。
なお、このままだと、シートが更新されたとき(どこかのセルに新しいデータが入力されたり、データが削除されたりしたとき)、RANDARRAY関数を入力したセルも更新されて数値が変化してしまう。
このため、最初に得られた結果をキープするには、結果をコピーして、同じ範囲もしくは別の範囲に値だけ貼り付けする必要がある。実際の操作は次のようになる。

RANDARRAY関数で乱数を自動入力した範囲を選択し、[Ctrl]+[C]でクリップボードにコピーする。

別のセルに移動し、右クリックしてメニューの[貼り付けのオプション]で[値]を選択する。

乱数の値だけが貼り付けられる。これで数字が変化することなく固定される。なお、セルに新たなデータが入力されたので、最初にRANDARRAY関数で入力した乱数は変化する。
なお、RANDARRAY関数を引数なしで入力した場合は、そのセルに0〜1の乱数が入力される。また、Excel 2016の永続ライセンス版、Excel 2019の永続ライセンス版ではRANDARRAY関数は利用できないようなので注意したい。
●GoogleスプレッドシートにもRANDARRAY関数は用意されている、ただし……
RANDARRAY関数はGoogleスプレッドシートにも用意されている。ただし、指定できる引数は行と列の2つだけだ。
=RANDARRAY (行,列)
Excelのように、最大値や最小値を指定することはできない。なお、引数を省略すると、そのセルに0〜1の乱数が入力されるのは同じである。

Googleスプレッドシートで「=randarray(5,6)」と入力して[Enter]キーを押す。

現在のセルから5行、6列の範囲に0〜1の乱数が入力される。
井上健語(フリーランスライター)
