T・シウバ(左)が、ミラン時代のイブラヒモビッチ(右)の思い出を振り返った。(C)Getty Images

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 ブラジル代表DFチアゴ・シウバが、ミラン時代に目撃したズラタン・イブラヒモビッチの秘蔵エピソードを披露した。英メディア『SPORT BIBLE』が現地時間11月10日に伝えている。

 先月3日に40歳の誕生日を迎えながらも、衰えを感じさせない超人的なプレーでファンを魅了し、ミランを牽引しているイブラヒモビッチ。そんな彼は気性の激しさでも知られており、昨シーズンにもインテルとのミラノ・ダービーの際に、ロメル・ルカク(現チェルシー)と衝突し、世界中で注目を集めた。

 ただ、牙を向くのは相手選手に対してだけではないようだ。現在はチェルシーでプレーするT・シウバは『Football Italia』のインタビューで、スウェーデン代表FWがかつて、荒々しいプレーで“闘犬”と称されたジェンナーロ・ガットゥーゾに対して行なった衝撃行動を明かしている。
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「ある日のトレーニングで、リーノ(ガットゥーゾの愛称)は朝からずっとズラタンをからかっていた。彼はズラタンを挑発し、ズラタンは何も言わずにそれを受け止めていたんだ。でも復讐はその後すぐに始まった。

 リーノとズラタンが練習後にドレッシングルームで再会したとき、ズラタンがリーノを持ち上げ、そのままゴミ箱に放り込んだんだ。クレイジーだったね。ガットゥーゾの顔を思い浮かべながら、みんな笑いだしたんだ。誓って言うが、1週間は笑いが止まらなかったね」

 当時、イタリア代表MFの怒りを買うものはほとんどいなかったというが、そこは流石のイブラヒモビッチ。“王”に、アンタッチャブルなものなどないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部