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6月20日の「サワコの朝」のゲストは、歌手の松本伊代さん。空前のアイドルブームだった1980年代に“花の82年組”として絶大な人気を博し、プライベートでは、1993年にタレントのヒロミさんと結婚。母親として2人の息子を育て上げ、最近では“おうち時間”を仲良く過ごす一家の様子を写した動画が話題になっています。番組では、おしどり夫婦に訪れた過去最大の離婚危機、そして、それを乗り越えた夫婦の“絆”にサワコが迫りました。

クソオンナは仲直りの兆し!?ヒロミさん&松本さん夫婦流コミュニケーション
芸能界きっての"おしどり夫婦"として知られるヒロミさん&松本さん夫妻。コロナ禍では2人の息子も含め、家族みんなで過ごす時間が多かったそう。世間では、一緒にいる時間が増えたことで些細な喧嘩を繰り返す夫婦が増加し、"コロナ離婚"などという言葉も生まれましたが、松本さんは「世の中的には凄く厳しくて辛かったり怖かったりしましたけど、ステイホーム前は、結構"ひとりぼっち"が多くて。だから、皆といられて凄く嬉しかった」と回想。そもそも自粛生活に関係なく、家族からは日常的にダメ出しを受けているそうで、理由の一つに食事の味付けを挙げると「子供達は、自分でご飯作ったりしていました」と話し、好評だったビーフシチューは「ママにしては珍しいね」と褒められたと報告。「評判がいいと割と重ねるタイプなので、(美味しくできても結局)飽きられるっていうパターン」と、自虐で締めくくりました。

一方、"片付ける"ということに関しては夫婦で価値観がまるで違うそう。松本さんは飲んだ後のコップはそのままの状態でも気にならないタイプだと言い、「台所に持って行かなきゃっていつも思うけど、今持てないやとか、そんなんでズルズルと引き延ばしにするのが凄い好き」と独自の価値観を告白。「最終的にはヒロミさんが片付けてくれる。"このクソオンナ!"って言いながら」と夫婦のやりとりを明かしました。"クソオンナ"という呼ばれ方についてサワコに聞かれると、「(ヒロミさんは)クソオンナ!って言うことで怒らないように発散させていると思います」と解説。「ちょっと悪い言葉を一言発すると、許してくれてるのかなって思いますね。今は、あっ!"クソオンナ"出た出たって感じ」と、その呼称を怒りの沈静を示すものとして、前向きに受け止めていると話しました。

「本当に離婚届かな。真剣味を帯びていた」夫婦の危機を招いた〇〇事件
番組の収録があった日の朝も、"クソオンナ"が飛び出す出来事が起きたと明かした松本さん。「犬が4匹いるんですけど、彼らがご飯を食べた後のお皿もヒロミさんはすぐ片付けなさいって言うんです」と言うと、「(片付けないと)必ずヒロミさんはそのお皿につまずいたりする。そうすると"クソオンナ片付けろって言っただろ"と」と経緯を説明。「私は(お皿を)避けて歩ける。でも、ヒロミさんは避けて歩けない」とつまずく夫のことを不思議そうに話すと、 "片付けるより避けて歩いた方が早い"というまさかの持論でスタジオに笑いを起こしました。
そして、「ママとこれ以上暮らしていけません」と宣告され、2か月間ヒロミさんと口をきかなかったという最大の離婚危機を振り返った松本さん。

それは、ヒロミさんがステーキを調理してくれた日のことで、食べてみると味がおかしかったそう。次の瞬間、塩用のボトルに砂糖を入れたことに気付いた松本さんがそのことを告げると、ヒロミさんからは「ママとは生きていく自信がない」という言葉だけが返ってきたという。「犬も子どもも何の役にも立たなくて、皆パパに近寄らなかった」と緊迫した2か月間だったというが、食事は松本さんが用意したものを食べてくれたそうで「食べてくれなかったら本当に離婚届かな。真剣味を帯びた雰囲気だった」と離婚を覚悟せざるを得なかった"ステーキ事件"を語りました。
喧嘩の際は松本さんから謝ることが多いそうで、仲直りまでの経緯を聞いたサワコが「役に立つんじゃないかな。喧嘩して、のっぴきならなくなっちゃった人たちに」と言うと、「私が朝とかブスな時でも、"今日もかわいいね"って言ってくれる。心から思ってるか不安な時もあるけど言ってくれることが嬉しい。仲良しでいられるひとつかなと思います」と夫婦円満の秘訣を教えてくれました。

「サワコの朝」はインタビューの達人・阿川佐和子が土曜の朝に素敵なゲストを迎えて送るトーク番組。次回6月27日は、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥さんをゲストに迎え、今だからこそ聞きたい"新型コロナ"に関するお話を伺います。

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