東京西部で始まったりそなオリンピック、異業種間競争で刺激狙う
第1期は会員107社中33社が参加、各企業の17年度の成績で競った。参加企業は売上高が平均21%増、営業利益が同43%増と業績が大きく向上した。
百瀬会長は「参加企業の売上高、営業利益ともに数字で結果が出てきた。今後も会社の成長を通じ、社員や地域に還元したい。大会を活用し互いの成長を目指したい」と意気込んだ。
総合優勝した大倉電気は、事業は工業計器や制御通信機器を手がけている。高収益体質への取り組みとして、特にニッチ市場への製品提供を意識したという。
自社のコア技術を明確にし、他社にない技術的に優位に立てる部分を伸ばした。そのため顧客に密着した営業活動を展開。情報収集を徹底し、製品開発に反映、他社にない製品で差別化した。特に製品試験など生産性向上につながる自動化を進める製品作りに注力した。
非製造業部門で総合優勝したサードアイズ(東京都新宿区)は、営業利益が大きく伸びた。防犯カメラなどセキュリティー機器の保守、施工、販売を手がける。取り組みとして社内業務のシステム化に力を入れた。
業務の見える化のほか、会議システムを活用した各拠点の共有化などを進め業務環境を効率化した。さらに教育マニュアルを整備し、新人教育の質を高めつつ管理職の教育にも力を入れた。
長期的な経営ビジョンの達成のため、各年度ごとに事業計画のPDCA(計画・実行・確認・改善活動)を回し、計画達成のために3カ月ごとに課題解決を徹底した点が奏功した。
