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日本で2016年冬に1号店を開店予定の「UMAMI BURGER」は、2009年にロサンゼルスでオープンしたハンバーガーショップで、アメリカを代表する男性向けファンション誌GQの「2010年ベストバーガーオブザイヤー」やニュース誌TIMEの「史上最も影響力のある17のバーガー」に選ばれたことがあります。「UMAMI」という名前は日本の「旨み」に由来していて、旨みが多く含まれる食材や、昆布やしょう油などで作られたソースが他のハンバーガーとはひと味違うとのことなので、実際に現地で食べてきました。

Gourmet Burgers & Craft Beers - Umami Burger Restaurants

https://www.umamiburger.com/

UMAMI BURGER JAPAN

http://umamiburger.jp/

ロサンゼルスから南東に約45kmの場所に位置する、ディズニーランドで有名なアナハイムにあるUMAMI BURGERにやってきました。



お店はバーとレストランが一つになったような少しオシャレな雰囲気です。



訪れたときは天気が良かったのでテラス席へ。アナハイムは11月上旬でも日中は25度以上もあり、Tシャツ1枚で過ごせる気候です。



席に着くとメニューを手渡されます。なにやらいろいろかいてありますが……



注文するのは日本でも発売されるであろう定番の「UMAMI」バーガーとポテトです。ポテトや飲み物がハンバーガーと一緒になったセットメニューというのはありませんでした。



先に運ばれてきたのはキュウリとビーツのピクルス。すっぱいもののあっさりとした味で、ハンバーガーの箸休めとして食べる、もしくはハンバーガーに挟んで食べてもよさそう。



続いて運ばれてきたのはポテト用のディップ。



上からサワークリームオニオンソース、スパイシーなディアブロソース、ガーリックの旨みが効いたアリオリソースです。



3種類のディップの隣にあるのは、UMAMI BURGER特製のケチャップです。



すぐにUMAMIバーガーと……



ポテトが運ばれてきました。



ハンバーガーは上のバンズに「U」と焼き目が入れられています。



大きさは5.5インチのNexus 5Xの半分より少し大きいくらい。



バンズを開けると、シイタケとトマト、さらに特製ケチャップが入っていました。。



バンズは内側も焼かれていて焦げ目がついています。



シイタケの下に見える天ぷらの衣のようなものは、カリカリに焼かれたチーズ。



ということで一口食べてみます。ものすごく分厚いパティがインパクト大。



カリカリとした食感の香ばしいチーズとあらびきで食べ応えがあるパティは、とろけるチーズとパティという従来のハンバーガーの概念をぶち破り、1つ上のレベルに到達した味わい。チーズとパティの間にあるソースは、タマネギがものすごく甘くなっており、そこにしいたけの旨みが加わることで、今までに食べたことがない味を作り出していました。



ポテトはマクドナルドやバーガーキングのものよりも細くカットされています。



特製ケチャップは、粗くこしたトマトの食感が残っており、通常のケチャップとは全く違う味。ケチャップ1つをとっても一工夫していることがわかります。



サワークリームオニオンソースは、ほんのりと酸味があってクリーミーな見た目よりあっさり。



アリオリソースはガーリックが効いてきてパンチの効いた味。



「悪魔」という意味を持つディアブロソースは、ピリッとスパイシーですが、酸味があり、見た目の派手さほど辛くなく、辛いのが得意でない人でも食べられそうです。



UMAMIバーガーは税抜13ドル(約1340円)、ポテトはディップ込みで税抜4ドル(約400円)で、決して安いとは言えない値段ですが、食べてみる価値は大きくあるハンバーガー。UMAMI BURGERの日本進出を楽しみにしていて損はなさそうです。