カリアリのマッシモ・チェッリーノ会長のコメント(「(アンドレア・)ラッザリがミランへ行くことはあり得る」)により、同選手がマッシミリアーノ・アッレグリ監督の元へ移籍する可能性が注目されている。アッレグリ監督はラッザリに対する評価を公にしており、同選手がミラン中盤の補強になるかもしれない。
 
ラッザリ本人もチャンスを逃したくないと思っており、ビッグクラブへの移籍を認めるよう、チェッリーノ会長に働きかけている。6月になれば状況が変わり、移籍する可能性がなくなる恐れもあるからだ。
 
一方、インテルDFダヴィデ・サントンの代理人であるレンツォ・コントラット氏は、イタリア『ilsussidiario.net』に対し、同選手のインテルからの移籍を否定している。同氏は「ダヴィデに移籍するつもりはまったくない。それに関してクラブからも、ほかの誰からも、私は知らせを受けていないよ」と語った。
 
そのインテルが関心を寄せるウディネーゼFWアレクシス・サンチェスについて、ウディネーゼのジャンパオロ・ポッツォ会長は、イタリア『Politica nel pallone』の中で残留を強調している。
 
「サンチェスにはインテルからの関心があったが、交渉が始まるのを我々が止めたんだ。できないことについて話すのは無意味だよ。リーグ戦半ば、コッパ・イタリアもまだ残っているこの段階で、おもちゃを壊すことはできないからね。いずれにしても、彼には3000万ユーロ(約33億円)以上の価値がある。彼に関してはすでにチェルシーもいた。彼らはこの路線で話していたよ」