僕らの世代は、活字に飢えていた。昭和19年の生まれだけど、戦後の昭和20年代は本がなかった。小学校に上がる頃には本屋で少しずつ本が出るようになって、それを片っ端から読んだ。童話とか絵本のような子供向けの本は少なく、大人が読むような本に必死で食らいつく、そういう時代だった。「読む」という習慣がとても貴重な時代だった。活字からは、空気や水や太陽みたいなものを感じたね。芸能界で生きていくために参考にな