彼らには、時間がない。E−1選手権からロシアW杯を目ざす選手たちである。基本的に国内組のみでチームが編成される今大会では、『東アジアカップ』と呼ばれていた13年大会が印象深い。国際Aマッチ出場歴のなかった森重真人、山口蛍、青山敏弘、大迫勇也、柿谷曜一朗、斎藤学がデビューを飾り、彼らは14年のブラジルW杯でメンバー入りを果たす。W杯前年のE−1選手権が注目を集める理由だが、4年前と今回では状況が根