フランスで特大の人気を誇るジダン。代表監督として結果を出せば、さらに大きなうねりを巻き起こすだろう。(C)Getty Images

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 ジネディーヌ・ジダンフランス代表監督就任が、早くも絶大な経済効果を生み出している。フランス誌『onze mondial』は、「フランス代表:すでに存在する“ジダンマニア”、なぜジダンはFFFに大金をもたらすのか」と見出しを打ち、その熱狂ぶりを伝えた。

 現地7月28日に正式発表されたジダンの監督就任は、フランスのスポーツ界を揺るがすだけでなく、フランスサッカー連盟(FFF)の財政にとっても素晴らしいニュースとなった。「その証拠はすでに出ており、10月にスタッド・ドゥ・フランスで行なわれるジダン体制での初のホームゲーム、イタリア戦のチケットが、わずか24時間余りで完売した」のである。

 約8万枚のチケットが瞬く間に売り切れ、元背番号10のフランス国民からの絶大な人気を裏付けた。チケット価格は35ユーロから175ユーロに設定されており、チケット収入だけでも相当な額になる見込みだ。記事では、「この最初のソールドアウトは始まりに過ぎないかもしれない」と指摘する。

「現役引退から20年近く経った今でも、ジダンフランスで最も愛されるスポーツ界の著名人の1人であり続けている。1998年のワールドカップ優勝、2000年のEURO制覇の英雄であり、レアル・マドリーの監督としてチャンピオンズリーグ3連覇を成し遂げた彼のオーラは、サッカーの枠をはるかに超えている」
 
 今回の代表復帰は、他のどの監督にも起こし得なかったであろう熱狂を呼び覚ました。FFFにとっては重要なリソースになる。代表チームが良い結果を出し続ければ、今後のスタッド・ドゥ・フランスでの試合も満員になる可能性が高い。

「チケット販売はもちろんのこと、ホスピタリティ、グッズ販売、パートナーシップなど、あらゆる面でジダン効果の恩恵を受ける可能性がある。彼のイメージはファンとスポンサー双方にとって強力な魅力であり、世界的に認知された人物の存在は常に人々の心を惹きつける」

 この喧騒はすぐには冷めそうにない。ジダンフランス代表を率いて2030年のワールドカップを目ざすという展望は、すでにファンの期待を煽っている。

 代表メンバーの招集、ホームでの各試合、そしてビッグマッチのたびに、この勢いが追い風となるだろう。FFFにとっての商業的な勝利は、国民の熱狂がチームのパフォーマンスに追随し続ければ、持続的な成功へと変わる可能性がある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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