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連日の猛暑でビジネスでの服装にも変化が見られる中、男性の「ハーフパンツ」出勤の是非が話題になっています。

弁護士ドットコムニュースが読者の意見を募ったところ、暑さ対策や業務効率を重視して肯定する声がある一方、「TPOをわきまえて」「すね毛が見えるのはハラスメント」と嫌悪感を示す声も寄せられました。

TPO重視、「すね毛」に強い拒否感も

職場でのハーフパンツ着用については、マナーや清潔感を理由に否定的な意見が目立ちました。

「フォーマルとインフォーマルの区別はつけるべき。夏場でも結婚式や葬儀はあります。暑いからと言って短パンランニングシャツで参列するのでしょうか。礼儀や格式を重んじる日本で、こんなことが議論に上がることすらナンセンス極まりない」(福岡県・58歳男性)

特に多く寄せられたのが、「すね毛」など肌の露出への拒否感です。

「営業活動なら無し。女子がスカートの時にすね毛を見せていないように、男子もすね毛を出さないで。男子もストッキングとか履くのもあり」(大阪府・50代男性)

「毛、日焼けしてる色としてない色の微妙なところ、イボとか虫刺され跡とか見せられるのはハラスメントだと思います」(東京都・40代女性)

また、職場で一部の部署は服装規定が緩和されているという女性は、問題は短パンそのものではなく「身だしなみへの配慮」だと指摘します。

「節度があれば許容できますが、色褪せ、襟や裾が伸び切ったヨレヨレのTシャツにボサボサの長髪でボウボウ。それに短パンで出勤されては、同じ会社の人間としてどうかと。本人の周りへの配慮ができるかどうかが問題だと思います」(北海道・60代女性)

●「仕事さえしてりゃあ格好なんて」肯定派も

一方で、業務に支障がなければ服装は自由でよいという意見も少なくありません。

東京都杉並区の60代男性は、かつて会社の規定で禁止されていたにもかかわらず堂々と短パンで出勤する同僚がいたと振り返ります。

「別に、仕事さえしてりゃあ格好なんてどうでも良いと思いますよ」

神奈川県の60代男性からは、「客とはオンライン面談に決まっているので問題なし」と、テレワークが定着した現在の働き方を踏まえた意見も寄せられました。

着こなしの工夫を提案する声もありました。

愛知県の40代男性は、すね毛の露出を抑えられる「7分丈」なら容認できるとしたうえで「デスクに『置きジャケット』や『置き靴(革靴)』を常備しておき、TPOに合わせてサッと着替える大人の配慮こそが大事になる」と、実践的なクールビズ術を提案しました。

性差別や安全面…広がる議論のテーマ

議論はマナー見た目だけにとどまりません。ジェンダーや安全面から考えるべきだという意見も寄せられました。

東京都大田区の40代男性は、男女で異なる職場の暗黙のルールに疑問を呈します。

「男性だけがすねを出してはいけないとするのは、ただの性差別。女性に許されることは、男性にも許すべき。逆も同様です」

また、東京都の40代男性は、普段から杖を使って歩いている立場から、短いズボンでは転倒した際に膝やすねが熱いアスファルトに直接触れ、やけどを負う危険性があると指摘します。

「服装の問題を『見た目がふさわしいか』『すね毛が不快か』だけで論じるのではなく、一律に認める・禁止するではなく、本人が仕事内容や身体の状態に合わせて選べる職場が望ましい」

読者から寄せられた意見からは、「暑さ対策」「TPO」「身だしなみ」「ジェンダー」「安全性」など、さまざまな論点が浮かび上がりました。

ハーフパンツ出勤をめぐる議論は、単なる「快・不快」の問題ではなく、多様な働き方や価値観を職場でどう調和させるかというテーマへと広がっているようです。