19日、六盤水マラソンに挑むランナー。(六盤水=新華社配信)

 【新華社貴陽7月22日】中国貴州省六盤水市で19日に開催された「2026多彩貴州マラソンスーパーリーグ(第4戦)・六盤水マラソン」は、国内外から2万4千人が参加した。3回目の出場となる大河原茂さん(62)も大阪から駆け付けた。

 大河原さんは長年にわたり中日貿易に従事し、上海市や江蘇省南通市で繊維素材の輸出入に携わってきた。13年前、健康管理のためにジョギングを始め、やがてマラソンの魅力に目覚めた。現在は月に500〜600キロを走り込む。韓国、オーストラリア、南アフリカなど10カ国近くでレースに参加し、フルマラソンを300回以上完走した経験があり、大会を通じて新しい友人もできた。

19日、完走メダルを見せる大河原茂さん。(六盤水=新華社配信)

 大河原さんは、六盤水マラソンに初出場した2015以降10年余りで街が大きく変化したと語る。省都貴陽から六盤水まで高速鉄道を使って1時間余りで移動できるようになり、大会運営も行き届き、沿道では文化パフォーマンスが行われ、完走後の支給品も充実している。大会が街を代表するイベントになったと感じられるという。

19日、六盤水マラソンの会場。(ドローンから、六盤水=新華社配信)

 大会は真夏に開催されたが、六盤水の涼しい気候はランナーに一味違う走り心地をもたらした。大河原さんは、平坦な道で好記録を出すのは単に速いというだけのことで、標高が高く複雑な路面環境で安定して完走できてこそ本物だと自説を語り、六盤水に来たのは記録更新のためではなく、準高地コースへの挑戦を体感したかったからだと説明。今回は3時間13分で完走を果たした。

18日、貴州省六盤水市の高速鉄道駅で、マラソン大会の運営ボランティアらと写真に納まる大河原茂さん(左から4人目)。(六盤水=新華社配信)

 大河原さんは今回の大会で、浙江省杭州市から参加したランナー仲間と出会い、7年前に六盤水で知り合った地元のランナーとも再会。レース前には一緒に食事をして近況を語り合った。(記者/呉思)