危険な暑さで“夏の風物詩”も変わる? 朝なのに…ラジオ体操も対策欠かせず、屋内で行う地域も
東海地方で2日連続「酷暑日」となるなど、猛烈が暑さが続いていますが、この暑さ、日中だけではありません。“夏の風物詩”の光景にも変化が――。
22日朝の名古屋の最低気温は29.1℃。
このまま夜になっても下がらなければ、観測史上最も高い最低気温です。
午前6時すぎ、朝早い時間から瑞穂区の中山神明社には続々と子どもたちが集まってきました。
その目的は「ラジオ体操」です。
夏休み中も規則正しい生活リズムを維持することなどを目的に、長く日本で行われてきた「朝のラジオ体操」。夏を代表する光景です。
皆勤賞なら豪華賞品がもらえて楽しみだった!という人も多いのでは?
こちらの神社は、毎年夏になるとラジオ体操の会場となり、22日は約100人が参加しました。
午前6時の時点で名古屋はすでに30℃を超え、参加者も熱中症対策が欠かせません。
健康維持のためのラジオ体操とはいえ、この厳しい暑さ。運営側も水分補給など暑さ対策を呼びかけます。
「自分も子どもの時には全然思わなかったが、70歳後半、後期高齢者になったので、この暑さは年寄りには大変。1週間から10日くらいのことだが、ひと夏の健康法と思って、ぜひ参加してほしいと思います」(運営メンバー)
“暑い街の常連”となった多治見市のある町内では、屋内でラジオ体操
一方、21日に続いて40℃に到達し、2日連続で「酷暑日」となった岐阜県多治見市では――
朝、日傘を手にした市民らが集まってきたのは、町の公民館です。
市内で唯一、この町内ではラジオ体操を外ではなく屋内で行っています。
「今週1週間はとにかく暑いので、熱中症にだけはならないように。きょうも涼しい中で、ラジオ体操していきたいと思います」(多治見市26区 福井克彦 区長)
22日参加したのは43人。その中には、夏休み中の小学生の姿もありました。
日差しを避けながらのラジオ体操は参加者に好評のようです。
Q.冷房が効いた中でのラジオ体操はどう?
「健康のためにも、体のためにも負荷がかからないし」(参加者) 「ここは屋内でやってくれるから、みんなうれしいみたい」(参加者)Q.クーラーが効いた部屋でできるのは?
「汗は出るけど、ありがたい」(参加者)全国の中でも、すっかり“暑い街の常連”となった多治見市。
夏の風物詩もこうして、少しずつ形を変えていくのかもしれません。
Q.ここ最近の多治見市の暑さは?
「なんともならない。もう家から出たくない。きのうも本当に暑かったが、この暑さの中で、この時間に外でやったらおそらく誰も来ないし、来てもかえって体調崩す人が増えると思う。涼しい中でできるというのが一番の要素」(福井区長)