「右SBではなくメッシだ」スペインDFの“魔法のワンツー弾”に母国メディア熱狂!「エムバペのようなフィニッシュ」【W杯】

【FIFAワールドカップ2026】フランス代表 0−2 スペイン代表(日本時間7月15日/ダラス・スタジアム)
“無敵艦隊”スペイン代表が披露した息を呑むような美しい連携弾に、母国メディアから最大級の賛辞が送られている。
スペイン代表は日本時間7月15日、FIFAワールドカップ2026の準決勝でフランス代表と対戦。2−0で難敵を完封し、優勝を飾った2010年大会以来となる4大会ぶりの決勝進出を果たした。
22分にFWミケル・オヤルサバルのPKで先制したスペインは、58分に芸術的な崩しから試合を決定づける追加点を奪う。相手陣内での二次攻撃からMFファビアン・ルイスの横パスを受けた右SBのDFペドロ・ポロは、右に出すと見せかけるフェイクを入れてから左側へボールを持ち出し、斜めのグラウンダーパスを供給する。
これを受けたMFダニ・オルモが、DFダヨ・ウパメカノの厳しいプレッシャーを受けながらもワンタッチで裏のスペースへ絶妙に落とす。そこに猛然と走り込んだポロは、GKマイク・メニャンとの1対1を冷静に制してゴールネットを揺らした。
2大スポーツが揃って絶賛
鮮やかなパスワークとSBの攻め上がりが融合したこの見事な追加点に、スペイン・メディアも大熱狂。同国のスポーツ紙『AS』は、「ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は待っていた。時間が経てば、スペイン特有の甘美なプレーが生まれると信じていたのだ。そしてそれは、オルモの先見の明を砦として再び現実のものとなった」と見事な連携を称賛した。
さらに、ゴールを決めたポロとアシストのオルモに対して「オルモはポロからパスを受け、ファウルを受けながらもワンツーのお返しをプレゼントした。そしてポロは、自身の身分証明書に書かれている『右サイドバック』としてではなく、まるでメッシのように、冷静にポストの根元へシュートを流し込んだ」と、レジェンドを引き合いに出して大絶賛した。
また、もう一つの大手スポーツ紙『MARCA』も「ペドロ・ポロのゴラッソ」と見出しを打ち、「スペインはリードを管理しながら、決定的な一撃を加える瞬間を待っていた。それはオルモとペドロ・ポロの『魔法のコンビネーション』によってもたらされた。右サイドバックは、まるで自分の名前がキリアンで、苗字がエムバペであるかのように見事にフィニッシュを決めた。まさにオールラウンドなディフェンダーだ」と、こちら対戦国エースの名前を出して激賞している。
この勝利で公式戦の無敗記録を「37」まで伸ばしたスペイン代表。圧倒的な強さを誇る“無敵艦隊”は、日本時間7月21日に行われる決勝戦で、イングランド代表対アルゼンチン代表の勝者と世界の頂点を懸けて激突する。
