FIFAワールドカップ2026】アルゼンチン代表 3ー1 スイス代表(日本時間7月12日/カンザスシティ・スタジアム)

【映像】時速116キロの劇的ミドル弾(実際の様子)

 これが世界王者の勝負強さなのだろうか。リオネル・メッシの後継者候補の1人であるアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが、延長後半にファーサイドへ巻く鮮やかなコントロールショットを叩き込むと、ファンからも興奮の声が相次いだ。

 日本時間7月12日、FIFAワールドカップ2026の準々決勝で、アルゼンチン代表スイス代表と対戦した。

 1ー1となった直後の72分にスイス代表FWブレール・エンボロが退場すると、ムラト・ヤキン監督率いるスイスは5バックへ移行。堅いブロックを築き、アルゼンチンの猛攻を受け止める展開となった。延長前半もスコアは動かなかったが、111分、今大会ノーゴールが続いていたストライカーがついに大仕事をやってのける。

 アルゼンチンは長身FWホセ・マヌエル・ロペスを投入して前線に厚みを加える。ボックス内でグラウンダーのクロスを収めたロペスが左サイドへ流れ、相手を引きつけてからマイナスへ折り返した。これを受けたアルバレスは、最初のタッチで内側へ持ち出すと、2タッチ目で右足を一閃。ゴールの外側から鋭く巻いて落とす圧巻のシュートをネットに突き刺した。

23.6mの距離を時速116キロで打ち抜いた圧巻ミドル

 ゴールまで23.6mの距離を時速116キロで打ち抜いた圧巻ミドルについて、DAZNで解説を務めた内田篤人氏は「これはGKが取れないです」と、そのシュートの質を絶賛していた。

 試合を決定づけるゴールはSNSでも話題に。ファンからは「歴史の教科書に載ります」「これはノーチャンスなやつ」「痺れるゴラッソ」「決め切る力よ」「2時間近く走り回ってこのシュートか」「どうなっとるんや」「これは取れないわ」など、絶賛の声が相次いだ。

 前回大会ほどの好調さは見せられていなかったアルバレスだが、この一撃でアルゼンチンが勝ち越しに成功。さらに120+1分にはラウタロ・マルティネスにも追加点が生まれ、3ー1で勝利を収めた。アルゼンチンはベスト4進出を決めている。(FIFAワールドカップ2026)