「過去に積み重ねた価値を食いつぶすPR」元テレ東局員が明かすゴディバ赤字96億の悲惨な末路
元テレビ東京局員の下矢一良氏が自身のYouTubeチャンネルで「なぜ赤字96億に?テレビが報じない裏側を解説します【ゴディバ PR】」を公開した。動画では、高級チョコレートブランドとして知られるゴディバ(ゴディバジャパン)が巨額の赤字に転落した裏側と、同社のPR戦略の失敗について鋭く切り込んでいる。
下矢氏は、ゴディバジャパンが近年、深刻な経営不振に陥っており、直近では96億円もの赤字を出している現状を指摘。その要因として、2010年以降に進められた急激な拡大路線を挙げる。デパートなどの高級路線から一転し、ショッピングモールやコンビニ、駅ナカへの出店、さらにはパン屋「ゴディパン」の展開など大衆化を進めた結果、一時は売上が3倍以上に急成長した。しかし、下矢氏はこの戦略について「高級イメージが拡大路線で崩れた」と分析し、どこでも手頃に買えるようになったことで、ブランド本来のありがたみが薄れてしまったと語る。
また、テレビなどの経済メディアがゴディバの躍進を「成功事例」として持ち上げていた背景にも言及する。ゴディバジャパンが非上場企業であるため、「自社に都合の良い数字だけ発表すれば良い」という構造があり、メディア側もそれを鵜呑みにして報じていたと指摘。さらに、高級品が手頃な価格で買えるというストーリーは「テレビが注目する要素が全て揃っている」ため、こぞって取り上げたのだと明かす。
一方で、対照的な成功例として「ポケモン」のPR戦略を紹介。ポケモンが伝統工芸の一流作家とのコラボや、地域のマンホールへのキャラクター無償提供を通じて、自社ブランドの価値や格を上げるPRを積み重ねているのに対し、ゴディバは「自分たちが過去に積み重ねてきた価値を食いつぶすPRをやっちゃった」と両者を比較した。
最後に下矢氏は、企業が成長しているというメディアの情報をそのまま受け取るのではなく、「常に自分たちを一歩引いた目で見ることが必要」と視聴者に呼びかける。高級ブランドが安易な拡大路線に走る危うさと、メディアの報道姿勢に対する本質的な提言を残して動画を締めくくった。
下矢氏は、ゴディバジャパンが近年、深刻な経営不振に陥っており、直近では96億円もの赤字を出している現状を指摘。その要因として、2010年以降に進められた急激な拡大路線を挙げる。デパートなどの高級路線から一転し、ショッピングモールやコンビニ、駅ナカへの出店、さらにはパン屋「ゴディパン」の展開など大衆化を進めた結果、一時は売上が3倍以上に急成長した。しかし、下矢氏はこの戦略について「高級イメージが拡大路線で崩れた」と分析し、どこでも手頃に買えるようになったことで、ブランド本来のありがたみが薄れてしまったと語る。
また、テレビなどの経済メディアがゴディバの躍進を「成功事例」として持ち上げていた背景にも言及する。ゴディバジャパンが非上場企業であるため、「自社に都合の良い数字だけ発表すれば良い」という構造があり、メディア側もそれを鵜呑みにして報じていたと指摘。さらに、高級品が手頃な価格で買えるというストーリーは「テレビが注目する要素が全て揃っている」ため、こぞって取り上げたのだと明かす。
一方で、対照的な成功例として「ポケモン」のPR戦略を紹介。ポケモンが伝統工芸の一流作家とのコラボや、地域のマンホールへのキャラクター無償提供を通じて、自社ブランドの価値や格を上げるPRを積み重ねているのに対し、ゴディバは「自分たちが過去に積み重ねてきた価値を食いつぶすPRをやっちゃった」と両者を比較した。
最後に下矢氏は、企業が成長しているというメディアの情報をそのまま受け取るのではなく、「常に自分たちを一歩引いた目で見ることが必要」と視聴者に呼びかける。高級ブランドが安易な拡大路線に走る危うさと、メディアの報道姿勢に対する本質的な提言を残して動画を締めくくった。
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元テレビ局員の視点から、業界の裏話やテレビ出演の秘訣をお届け!普段はなかなか聞けない、メディアを活用したビジネス戦略やPRの裏ワザを正直にお伝えします!!略歴:PR戦略コンサルタント。テレビ東京に入社し『ワールドビジネスサテライト』『ガイアの夜明け』を製作。その後独立し、中小企業を中心に広報・PRの支援にあたる。