巨人の田中瑛斗投手

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◇プロ野球セ・リーグ 巨人5-4DeNA(7月11日、横浜スタジアム)

「どんな状況でもいいので、投げさせてください」

試合前、球場に着いた巨人の田中瑛斗投手は、橋上秀樹監督代行のもとへ。挨拶もそこそこに、登板への強い意志を伝えました。

10日の試合。6回にマウンドに上がるも、1アウトも取れず、5失点のノックアウト。「(その日の夜は)どうしようもできない気持ちが、モヤモヤした気持ちがあったので、投げて抑えることでしか、(この気持ちは)晴らせないので、『リベンジさせてください』と伝えました」と説明した田中投手。監督もしくは監督代行に直談判するなど初めてのことでしたが、それだけ切実な思いを抱えていたからこそ。

その思いを昇華するべく、いつでもいけるように準備はしていた田中投手。8回のマウンドに上がったときにはキャッチャーの小林誠司選手を信じて投げることしか考えていなかったといいます。打者2人をゴロに打ちとると、最後はサードへのライナーを門脇誠選手が好捕。抜けるかと思われた当たりをアウトにできて、「よかったぁ」とベンチに戻ると、安どの表情を見せていました。

「ビシッと抑えて帰りたかったですけど、なんとかゼロで抑えられてよかったです」

緊迫する1点差の場面を抑えた田中投手。頼れる中継ぎが1日リハビリを経て、帰ってきました。