BTSのヒット曲にコピー疑惑 米作曲家3人が所属事務所らを提訴、「使用禁止」「損害賠償」求める

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韓国男性グループBTSの5thフルアルバムのタイトル曲『SWIM』をめぐって、アメリカで著作権侵害訴訟が提起された。

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アメリカの作曲家3人は「自分たちが先に制作した同名のデモ曲をコピーされた」と主張し、BTSの所属事務所HYBEや『SWIM』の共同作曲家たちを相手に裁判に踏み切った。

7月10日、本サイト提携メディア『時事ジャーナル』の取材によると、米ロサンゼルスに居住する作曲家3人は今月8日(現地時間)、米カリフォルニア中部連邦地方裁判所に『SWIM』の永久使用禁止や損害賠償に加え、共同作曲家のクレジットに含めるよう求める内容の訴状を提出した。

『時事ジャーナル』が入手した訴訟記録によると、アメリカの作曲家たちは、自分たちが2025年初頭に共同作曲し、同年3月にデモとして完成させた楽曲『SWIM』を、BTSの『SWIM』が大部分で盗作したと主張している。

『SWIM』はBTSが今年3月にリリースされた5thフルアルバム『ARIRANG』のタイトル曲で、発売直後にビルボード「HOT 100」で首位に輝いた。

訴えた作曲家たちは、2025年3月にデモを完成させた後、デモテープをアメリカのレコード業界関係者たちに配っており、その対象に『SWIM』の共同作曲家が含まれていたと主張している。

そうしたうえで、試聴された状況の根拠として、音楽コラボレーションプラットフォームの再生記録レポートを訴状に添付した。

また、BTSが2025年にロサンゼルスでアルバム『ARIRANG』の制作を進め、複数の作曲家やプロデューサーと会って収録曲を選んでいたとし、Netflixのドキュメンタリー『BTS:THE RETURN』で『SWIM』というタイトルの楽曲に言及している点を、もう一つの「状況的根拠」として提示した。

これと合わせて、アメリカの音源分析の博士に2曲の比較分析を依頼した結果、「一般的ではないコード進行や音色、リズム・歌詞の要素などで有意義な類似性が見られる」と記録された予備鑑定報告書も添付した。

訴訟の被告には、HYBEアメリカ法人のHYBEアメリカBTSの所属レーベルであるBIGHIT MUSICなどが名を連ねた。さらに、『SWIM』の共同作曲家である個人7人も被告に指定された。

ただ、共同作曲者であるBTSのリーダーのRM(本名キム・ナムジュン)と、HYBEプロデューサーのPdogg(本名カン・ヒョウォン)は今回の訴訟の被告には含まれていない。

BTS(写真=HYBE

アメリカの作曲家たちは今回の提訴に先立ち、HYBE側に連絡を取って紛争の解決を試みたものの、応答がなかったり合意に至らなかったりしたと明かした。訴状には彼らの一方的な主張だけが盛り込まれているため、著作権侵害が事実であるかなどは今後の裁判で争われる見通しだ。

なお、今回の訴訟はここ2カ月の間にHYBEを相手取ってアメリカで提起された3件目の著作権侵害訴訟だ。

5月にはロサンゼルスの作曲家4人がNewJeansの2024年の楽曲『How Sweet』を巡り、7月7日にはアメリカの著作権管理会社がNewJeansの2023年の楽曲『ETA』を巡り、それぞれHYBEなどを相手に訴訟を起こしている。

(記事提供=時事ジャーナル)