25年ノーベル化学賞受賞のヤギー氏、清華大学の講座教授に就任

【新華社北京7月9日】2025年のノーベル化学賞受賞者で中国科学院外国籍院士(アカデミー会員)、米国科学アカデミー会員のオマー・ヤギー氏が、3日付で清華大学(中国北京市)の専任教員として加わり、講座教授(Chair Professor)に就任した。
材料化学研究の世界的権威であるヤギー氏の研究分野は、無機および有機化合物の合成、構造と性質、新たな結晶性材料の設計と構築など多岐にわたる。
3日に清華大学で行われた任命式で、ヤギー氏は同大の李路明(り・ろめい)校長から辞令を受け取った。

ヤギー氏は清華大学で人工知能(AI)材料化学研究センターの設立を主導する予定。同センターは、化学系および化学工学系を基盤に複数の学部・学科が連携し、先進的なAI活用型の材料設計・合成技術を開発する。
ヤギー氏はあいさつの中で、清華大学に専任として加わることは、中国で科学研究と人材育成の新たな旅を始めることを意味すると述べ、中国の教員や学生と共に知識のフロンティアを切り開き、革新的な成果を世界に役立てたいと抱負を語った。(記者/魏夢佳)
