【解説】野党側に“譲歩”で国会正常化へ? 与党「定数削減法案」は先送りへ 「皇室典範改正案」成立を最優先…自民は中継しない形の審議を提案
高市首相と日本維新の会の吉村代表による与党党首会談で、焦点となっていた衆議院の議員定数を削減する法案の成立は、次の国会に先送りする方針を確認したことがわかりました。日本テレビ報道局・小栗泉特別解説委員が解説します。
■維新 「看板政策」今国会での成立諦める方向

──野党側を審議に復帰させるため、維新が看板政策の定数削減法案を先送りする、ということなのでしょうか。
国会の正常化に向けて6日は、高市首相がずっと難色を示していた「(参院)予算委員会での集中審議」、そして「党首討論」に応じると野党側に譲り、7日になって、維新が「定数削減法案」の今の国会での成立を諦める方向ということで、与党が共に、野党からこれまでの強気な国会運営のツケを払うよう迫られている形です。
■与党 皇室典範改正案の成立を最優先

──ただ、今の国会の会期末は来週17日に迫っていますね。
7日、会期延長については話は出なかったということですが、与党がこの国会で最優先で目指すのは、高市首相肝いりの皇室典範改正案の成立です。
ただ、この審議をめぐっては、自民党側は理由は明らかではないんですが、テレビなどの中継をしない形の審議を提案しているんです。
天皇陛下は先月、皇族数のあり方についての議論は「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」とおっしゃっていました。
はたして、中継なしの審議で、そのお気持ちに応えることはできるのか、与党として透明性の高い議論を率先して行う姿勢を見せてほしいと思います。
(7月7日放送『news zero』より)
