プレミアで11ゴールも奪ったFWがオランダ代表に入れず クーマンが優先した経験値
先日、日本代表が2026W杯初戦で対戦するオランダ代表のメンバーが発表された。FW枠ではオランダ代表歴代最多得点記録の持ち主であるメンフィス・デパイを筆頭に、ローマで大活躍のドニエル・マレンといった選手が選ばれたが、そこにバーンリーでプレミアリーグ11ゴールを挙げたジアン・フレミングの名前はなかった。
バーンリーは今季プレミア19位に終わり、2部へ降格するチームだ。チームの結果は残念だったが、その厳しいチーム環境の中で二桁11ゴールを奪ったフレミングの得点力は評価されるべきだろう。
英『Burnley Express』もフレミングが招集外となったことを取り上げているが、クーマンは現在フレッシュな選手よりも経験値のある選手を中心に選んだ印象だ。
中でも会見で質問に挙がったのが、大型FWボウト・ベグホルストの招集だ。ベグホルストは前回のW杯、2年前のEURO2024も経験している197cmの大型FWであり、代表では主にスーパーサブの役割を担ってきた。しかし今季所属するアヤックスではエールディヴィジ8ゴールに留まっていて、プレミアで11ゴールを挙げたフレミングの方が数字は上だ。
それでも、クーマンはベグホルストにしか出来ない役割があると強調。フレミングとは特長に違いがあるとコメントしている。
「ベグホルストはチームで彼独自の役割を担っていて、依然として非常に重要だと考えている。彼と同じ働きができる選手は見当たらない。フレミングの素晴らしさも理解しているが、そこは意見の違いだ。試合をクロージングしたい時、セットプレイの守備時など、付加価値が求められる瞬間がある。その点においてフレミングは我々が擁するFW陣と比べて、付加価値となる選手ではない。ベグホルストとはタイプが異なる」
ベグホルストは高さが何よりの魅力で、困った時のパワープレイ要員になる。ここは日本代表も警戒すべきだが、クーマンの選考はW杯での成功に繋がるだろうか。
