当たり前にやっている毎日の習慣。じつは「ストレス」になっていることがあるかもしれません。長年コンタクトレンズで生活していたESSEonlineライターの谷ノ内真帆子さん(30代・2児の母)が、メガネ派に転向したのは10年前。以前は「不便そう」と思い込んでいたメガネのある生活に変えて、実感しているメリットについて語ります。

メリット1:「朝晩10分」の時間のゆとりができた

コンタクトレンズ生活で意外と負担だったのが、装着と取り外しの時間です。とくに朝の忙しい時間帯にレンズがうまく入らなかったり、夜、疲れ果てている中で鏡に向かってレンズを外したりする作業は、小さなストレスの積み重ねでした。

【写真】気分でつけかえるメガネコレクション

メガネ生活に変えてからは、朝起きてパッとかけるだけ。この「朝晩のわずか10分」の短縮が、忙しい毎日の中では大きな心のゆとりにつながりました。

また、メガネは「顔のフレーム」になってくれるので、すっぴんでも顔立ちを整えて見せてくれる効果も。アイメイクをスキップしても「それなり」に見えるため、身じたくの時間も大幅に節約できています。

幼い双子の夜中の急な夜泣きや対応にも即座に動けるのは、今のライフスタイルには欠かせない利点です。

メリット2:洗面所がスッキリ整い、掃除もラクに

コンタクトレンズを維持するためには、洗浄液、保存ケース、ストックのレンズなど、意外と多くの備品が必要です。洗面台のスペースを占領するこれらのボトル類は、見た目にもごちゃつきがちで、掃除の手間も増やしていました。

メガネ生活にシフトしたことで、これらのアイテムは一切不要に。洗面所が物理的にスッキリしたのはもちろん、「洗浄液がもうすぐきれるから買っておかなきゃ」という在庫管理の思考コストが消えたことも、暮らしの質を上げる大きな要因に。

ものも情報も多い子育て期において、管理するものがひとつ減るだけでも、心に軽やかな余白が生まれることを実感しています。

メリット3:買いたしの手間とコストが減らせた

そして、心理的負担や家計の面でも大きな変化がありました。

使い捨てコンタクトレンズは、使い続けるかぎり定期的な購入費用が発生します。

さらに、眼科への定期検診代や処方箋をもらうための待ち時間も考慮すると、積み重なるコストは侮れません。とくに小さな子どもを連れての通院は、親にとっても大きな負担です。

メガネは一度自分に合うものをつくってしまえば、しばらくはメンテナンスのみで使い続けられます。初期投資はかかりますが、長期的に見ればコストパフォーマンスは圧倒的。

「定期的に買いたし、受診し続けなければならない」という制約から自由になれたメリットは大きいと感じています。

コンタクトレンズからメガネに変えて10年。以前は「おしゃれを楽しめないかも」「不便かも」と不安に思うこともありましたが、実際に手放してみると、得られたのは「時間・空間・お金」の大きなゆとりでした。

とくに、自分の時間が限られる育児中の今、身じたくを数分で終えられ、消耗品の在庫を気にしなくていいメガネ生活は、私にとって、なくてはならない時短術になっています。

もちろん、コンタクトレンズにはコンタクトレンズのよさがあります。大切なのは、その時々のライフスタイルに合わせて、自分をラクにしてくれる選択肢を柔軟に選んでいくこと。

これからも「やめてよかった」と思える小さな工夫を積み重ねて、家族との時間をより身軽に、楽しく過ごしていきたいです。