社労士のたかこ先生がYouTubeチャンネル「わがまま社労士の人財革命チャンネル」で「【2026年4月危機】賃上げした会社から潰れていく!?倒産する社長がハマる「負のループ」の正体とは」と題した動画を公開。多くの企業が直面する「賃上げ倒産」のリスクについて警鐘を鳴らし、その構造的な問題と回避策を解説した。

動画でたかこ先生は、賃上げ倒産が年々増加傾向にあると指摘。その背景には最低賃金や物価の上昇があるが、多くの企業、特に中小企業は「価格転嫁ができていない」ため、賃上げの原資を確保できていない現状があると語る。その結果、従業員の流出を防ぐために無理な賃上げを行い、経営を圧迫してしまうという。

たかこ先生は、こうした企業が陥る「負のループ」の正体を明らかにした。まず、世間の給与水準上昇に合わせて賃上げを行うが、商品の値上げや業務効率化が追いつかない。すると、業務負担が増えた従業員が疲弊し、離職してしまう。

人手不足を補うために残業代や外注費がかさみ、最終的に事業資金がショートして倒産に至るという流れだ。たかこ先生は、利益が出ていても人手不足で事業が回らなくなる「黒字倒産」のケースも多いと付け加えた。

こうした事態を避けるため、たかこ先生は「賃上げの順番」が重要だと強調する。賃上げをどうするかではなく、「利益が残る会社の形を作ること」が先決であり、そのために効率化への投資が不可欠だと説く。

具体的には、まず業務の効率化や生産性向上への投資を行い、利益を確保できる体制を構築。その上で生まれた原資を賃上げに充てるべきだと提言した。その際、資金に余裕のない中小企業こそ、国が用意している「業務改善助成金」や「人材開発支援助成金」などを積極的に活用し、「気合ではなく仕組みで原資を作ること」が重要だと締めくくった。

チャンネル情報

助成金専門社労士のたかこ先生が、国からもらえる助成金と労務管理について、日本一わかりやすく教えるチャンネル。助成金申請2,000件超、200社以上のコンサル経験をもとに、ヒト・モノ・カネが好循環で回る強い組織=「骨太経営」の実践法を発信中。著書『その悩み、助成金が解決してくれます!』(KADOKAWA)も好評発売中。