フライブルクにステップアップ移籍を果たした鈴木。(C)Getty Images

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 デンマークのブレンビーからブンデスリーガのフライブルクへ移籍した日本代表MF鈴木唯人はプレシーズンマッチで上々の印象を残し、レギュラー候補にも名前が挙がっている。

 チーム一丸となってコレクティブにプレーするのが、フライブルクの生命線だ。昨季にCFとして起用されたアダムが3点、ヘーラーが4点、グレゴリチュが3点と、他クラブであれば非難殺到となる数字でも、ファンから大きな不満が起こらないのは、そのプレースタイルとチームへの貢献が非常に優れているからだ。担うべくタスクの優先順位が他クラブと異なる。

 とはいえ、サッカーでは得点力がなければ勝点を積み重ねることができない。鈴木に期待されるのはまさにそのチャンスメイク力と得点力だ。

 昨季は、フランクフルトへ移籍した堂安律が11得点7アシスト、ヴィンツェンツォ・グリフォが8得点11アシストと、2列目の選手が得点を演出することで、5位進出を可能とした。
 
 ヨハン・ザイアーSDは次のように期待を口にしていたことからも、23歳のアタッカーが担うべき役割の重要さがうかがえる。

「ユイトはゴールを決めるだけではなく、味方選手をシュートチャンスに導ける選手だ。彼の持つスピードとフレキシブルさとテクニックは、我々のオフェンス全般をレベルアップさせてくれるだろう」

テストマッチでは優れた判断とプレーで、チームへの順応を見せている鈴木。ハイインテンシティの中で守備への関与、攻守の切り替えが、身体に染みつくまではそれなりに時間も必要だろう。

 クラブサイドも焦らせるつもりはない。徐々にフィットして、チーム貢献度の高いプレーを披露してほしい。

文●中野吉之伴

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